4月2日大家さん学びの会で講演をさせていただく機会を得ました。大家さん学びの会は、アパートやマンションを経営する大家さんが集まる日本最大級のコミュニティです。
「大家さん学びの会」http://ooya-manabi.com/
大家さん学びの会の代表の水澤さんも、以前ご自宅で外国人ホームステイを受け入れていて素敵な体験をされていたそうで、当協会の理念に共感してくださいました。
わたしは、以前から旅館業者はもちろんですが、不動産賃貸業を営む大家さんには、民泊やAirbnb(エアービーアンドビー)を、ぜひ知ってもらいたいと考えていました。なぜなら、大家さんが民泊やAirbnb(エアービーアンドビー)を始めることは、たくさんのメリットがあるからです。
<大家さんのメリット>
・空室期間を解消し、稼働率を上げることができる。
・入居の旬(3月や9月)以外でも入居需要がある。
・相場の家賃以上に家賃を戴ける。
・空き部屋を有効活用できる。
・将来に備えて、外国人入居および管理のノウハウを蓄積できる。
・高齢者や生活保護を受け入れるよりもリスクが少ない。
・ちょっとした社会貢献になる。
などなど、メリットを挙げたらきりがありません。
そして、大家さんが民泊やAirbnb(エアービーアンドビー)を始めた方が良い理由は、「新しい賃貸の形が民泊にはある」と、私は考えているからです。
今から30年前、まだインターネットが普及していなかった時代、「メール」を使っている人はほとんどいませんでした。手紙やFAXが一般的でした。しかし、30年経ち、今やメールは当たり前になり、そしてメールは古くなりつつあります。
同じようなことが賃貸の世界で起こっています。これまでの戦前の賃貸の慣習は古過ぎるのです。民泊やAirbnb(エアービーアンドビー)の登場によって、今後劇的に変化する可能性があると私は考えています。
賃貸借契約の煩わしや、入居者保護が強すぎる普通借家契約のリスクが、民泊やAirbnb(エアービーアンドビー)にはありません。もちろん民泊やAirbnb(エアービーアンドビー)独特のリスクはありますので改善の余地はありますが、10年後には当たり前になっている可能性があります。
いまだに「外国人NG」と外国人の入居を拒む大家さんがいることは悲しいことです。経済的にも時間的にも余裕のある大家さんが、民泊やAirbnb(エアービーアンドビー)を始めることにって、良い意味で民泊やAirbnb(エアービーアンドビー)が広まっていくいいなと願っています。
<参加者の声>
ホームステイ型 Airbnbの考え方が参考になりました。
また、ご自身でやるだけでなく、そのノウハウを広げようとする
ビジネスオーナーとしての考え方を説明を通じ、感じました。
参考になりました。
受け入れる外国人に漠然とした不安があり、リスクを感じていたが、
ホームステイの感覚で出来ると知り、不安感が少しやわらいだ。
Airbnbのシステムが意外と洗練されており、詳しく勉強してみたい。
賃貸業の方式が、色々あることを学びました。
私は英語が話せないので、ホストファミリーなんてとんでもない!と思っていましたが、
話を聞くと、考えていたより難しくないのかも、と驚きました。
日本のこれまでしばられていたこと(賃貸借契約のやり方や貸し方)などではない方法で
まずやってみることで、貸す側、借りる側にとって、よりよいやり方というのが生まれてくると
感じたこと。
また、部屋を貸すということだけでなく、ゲストとの交流を意識するなど、視点や
目的を見直すことで、可能になることを広げられることを大切にしたい。
国際交流、外国人(異文化)とのコミュニケーション
ツールとしてとてもよい方法だと思いました。
その中で、ボランティアではなく実施することの大切さを
気づきました。
日本ホストファミリー養成協会では、これからホームステイ型民泊・Airbnb(エアービーアンドビー)を始める方が、安全に受け入れをっできるようにメール講座をご用意しています。安全に受け入れをしたい方は、J-Host(日本ホストファミリー養成協会)メルマガにご登録ください。