今だから言える、留学前にやっておいた方がいい準備(11)資金編

留学でもワーホリでも必ず軍資金が必要になります。
ワーホリは働けるビザですが、仕事を得るまでには少なからず貯金を切り崩す生活になるでしょう。
でも具体的にどのくらいあればどれぐらい海外で生活できるか考えるのはちょっと難しいところです。
そこで今回は、私が留学前にどのくらい貯金をしたのか、そして留学生として生活した1年で実際にどれだけのお金がかかったのかをご紹介したいと思います。

 

1.貯金額

私は大学3年生の時に留学を決め、それからずっとバイトをし、留学資金を貯めていました。
大学の後半2年間と、卒業してから留学するまでの約4ヶ月間は留学費用を貯めるのに必死でした。
両親は支援すると言ってくれましたが、大学を出させてもらったのに就職もせず、自分の好きなことをしに行くんだから、自分の力でできる範囲内でなければと思っていました。もし留学中に資金が尽きたら、その時は帰国すると決めていました。

目標貯金額は120万円でした。内訳は家賃、食費、現地での交通費、娯楽費、そして飛行機代でした。
留学時の2011年は、今よりも円安で、生活費も多くかかりました。
飛行機代の約12万を引いた額=一ヶ月9万円で生活しようという計算で目標金額を設定しました。
私は人より物欲がなく、基本的にはフロアボールができていれば幸せなので、生活自体にあまりお金がかかりません。また節約することも得意だったので、この金額で一年生活できると思いました。
自分の生活にどのくらいお金がかかるか、一度計算してみると貯金の目標金額も決めやすいと思います。

 

2.生活にかかった額

スウェーデンには学費のかからない専門学校が多くあり、私はそれらの学校とコンタクトを取っていました。いい返事をくれた学校は、寮も完備されていたので、比較的安く生活することができました。学校に払ったお金は、入学金約5000円と、教材費15000円だけです。そして月々の寮費ですが、狭い一人部屋でトイレとシャワーとキッチンは共同というグレードの部屋で約20000円、そして寮生は食事を食堂で食べる決まりがあったので、食費として約40000円払っていました。これには3食プラス1日2回の軽食が含まれていました。
学校自体は10ヶ月のコースだったので、その間月々の生活にかかる合計金額は約60000円でした。

 

3.生活費以外にも色々と…

出て行くお金の大半である寮費と食費以外にも、細々とした出費はありました。
まずは寮からフロアボールの練習に通うための交通費。これが月々約7500円でした。そして携帯電話が毎月約1000円交際費として月々5000円ほど使っていたと思います。

 

4.貯金切り崩し生活

以上、ご紹介させていただいたように、贅沢をほとんどしない節約留学生活を送っていましたが、高校生以来の収入がない生活だったので、最後の方はヒヤヒヤしていました。
留学中、少しでもバイトができたら心の余裕は違ったと思いますが、私のビザはバイト禁止のものでした。
毎月寮費を払う度に、残高と向き合い、残りの学生生活にかかるお金を計算しを繰り返していました。
最初の一年は貯金を切り崩して生活することは初めから決まっていましたが、やっぱりどんどん減って行く一方というのは心理的には良くなかったです。

 

5.実際に使った額

結果として12ヶ月のスウェーデン生活でかかった額は約90万円でした。
日々節約を意識して生活していたのもありますが、学生生活が始まる前後1ヶ月ずつ、ホストファミリーに完全無料でお世話になることができたのが大きいと思います。

ホストファミリーは私が日本で生活費を貯めてきたことを知っていて、「この家にいる時は一切お金を使わないでいいし、何か必要なものがあったら買う前にこの家にないか聞いて欲しい」と言ってくれました。
実際に学校生活で必要になった物は多々ありました。トレッキングシューズや寝袋、スケート靴や冬用のコートなど、ホストファミリーやスウェーデンで知り合った友人から借りられる物は全て買わずに借りました。

節約の精神やホストファミリーの優しさ、そして色々なものを貸してくれた方々のおかげで、予算よりも安く留学することができました。

 
以上、今週は留学資金編についてご紹介させていただきました。
今後海外へ行こうと思っている方々に参考していただけたら幸いです。
「留学資金が貯まったら行こう」より、「いつまでにいくら貯める」の方が海外進出に近づくと思います。
お金を貯めたり、節約を送るのは楽しいものではないかもしれませんが、海外生活ではその苦労が吹っ飛ぶぐらい良い経験ができると思います。夢に向かって頑張りましょう!