◆英語を話せるようになって欲しい(親の願い)
私がホストファミリーを始めたきっかけは、「子供の英語教育」でした。
私自身、受験英語は得意だったのにも関わらず、思ったことを英語で伝えられず、悔しい思いと辛い思いをしてきました。
「そんな思いは子供にはさせたくない・・・」「我が子には英語を話せるようになってほしい・・・」
それが、ホストファミリーを始めた大きなきっかけでした。
ご存知の通り、子供の英語教育には、膨大な時間とお金がかかります。
膨大な時間とお金をかけて話せるようになってくれればいいですが、ほとんどの日本人が英語を話せません。
これまでたくさんの時間とお金をかけてきた私と同じように。
ホストファミリーをすれば、自然と家の中が英語の環境となり、子供たちが英語に興味を持ってくれるようになるのではないか!?
英語だけでなく、世界に興味を持ち、世界にはいろいろな人や考え方を持つ人がいるということを、自然と学んでいってくれるんではないか!?
そして、2013年からホストファミリーを始めました。

◆もちろん大変なこともあります。
ホストファミリーを始めた当初は、「お金を払うどころか、お金を頂きながら、英語を実践することができる!こんな素晴らしいものはない!」と感動していました。
世界中に家族ができていきますし、感謝をされ、世界中に日本のファンを増やすことができます。
何より楽しいんです!
たしかに大変な時もあります。
食事の提供が大変だったり、時には意思疎通ができずきまづくなってしまうこともあります。
まだ幼い子どもたちは、私達親が外国人ゲストの面倒ばかり見ているので、癇癪をおこしたりもしたことがありました。
夫婦でケンカになったり、悩んたこともありました。

◆7歳の息子が英語を喋り始めた・・・
しかし、ホストファミリーを始めて約4年。
つい先日、ついに7歳の長男が英語を喋り始めたのです。
息子たちは、外国人ゲストが何を話しているかは、何となく分かってきているようではありました。
世界に興味を持ち出し、英語にも興味を持ってくれていました。
「Nice to meet you」ぐらいの英語を喋られるようにはなっていましたが、それでも英語を喋るとまではいきませんでした。
それが、先日、ついに英語を話し始めたのです。
まだまだ簡単な英語ではありますが、たしかに自分の言葉で話していたのです。
I’m ◯◯◯(名前). I’m seven. I live in ◯◯ city. I go to ◯◯ elementary school. I walk to school. I’m in the second grade. I like Sushi. Thank you.
◆ホストファミリーをやってて良かった!(涙)
読者の方の中には「親バカだなぁ」と思われる方もいらっしゃると思います。
私も自分が親バカだと思います。
それでも、息子が英語を話してくれた時には、涙が出るほど本当に嬉しかったです。
英語を話せるからと言って、世界で活躍できるワケではありません。
これからもっともっと英語を上達し、コミュニケーション能力も身に付けて成長してほしいです。
それでも、子供に英語を強制するのではなく、子どもたちが自然と英語に興味を持ち、楽しみながら英語を話すようになってきたことが、何よりも嬉しいのです。
