ご自宅で、ホームステイ型民泊の受け入れに取り組む中で、
疑問に思うこと、困っていることに
経験豊富な協会メンバーが、Q&A方式でお答えします。

Q:来年から新民泊法が施行されるので、はじめようと思ってます。
田舎なんで、競合もいないかわり、お客さんも少ないと思うのですが、料金の設定がわかりません。
食事を出した場合と、そうでない場合など、どう設定すればよいのでしょうか。
国際交流が目的なにで、儲けようとは思ってませんが、赤字にならないくらいの料金設定をしたいと思ってます。
田舎なもんで、競合もいないかわり、訪問してくれる方もそうはいないと思うのですが、どれくらいなら、赤字にならなくてすみそうですか。
A.いつもメルマガをお読み頂き、ご質問ありがとうございます。
滞在費についてのご質問ですね。
おっしゃる通り、ボランティアや自己犠牲して受け入れてしまうと、よっぽど裕福なご家庭でない限り、続かなくなってしまいますので、「苦しくない料金設定」をされると良いと思います。
受け入れをされる場合、以下のような料金が受け入れ側の負担となります。
・電気代、ガス代 ※夏はエアコンを使いますので、電気料金は上がります。
・水道代 ※外国人は基本シャワーで、一日に数回入ることもあります。
・食事代 ※外国人ゲストにもよりますが、
・電話代、通信費 ※ゲストはご両親に電話をすることも多く、インターネットは必須です。
・布団代 ※布団はほぼ汚れます。高い布団ではなく、使い捨ての感覚で安い布団が良いでしょう。
他にも、外出したりすると余計にお金はかかりますし、面倒を見るための手間や負担を考えて、料金設定されると良いでしょう。
大学や日本語学校などの目安として、1泊2食で2000円~3000円、月6万円~9万円の謝礼が出るところが多いです。
料金設定の参考にされると良いと思います。
なお、どこにお住まないなのかは、ご質問に書いていらっしゃなかったので分かりませんでしたが、どの地域においても、少なからずホームステイのニーズはあります。
以前、1ヶ月滞在していたアメリカ人の女の子は、我が家に来る前は、新潟県出雲崎町というところに1年間ホームステイしていたそうです。
繰り返しになりますが、決して「自己犠牲」にならないような料金設定にして、受け入れ側も受け入れてもらった側も、双方がハッピーになる料金設定にされると良いでしょう。
以上、参考になれば幸いです。

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