独身の私がホームステイを受け入れてみた!【連載24回目】

◆今までの「あらすじ」

独身女性である筆者が、ホームステイを受け入れる「ホストファミリーをやってみよう」という企画で、日本ホストファミリー養成協会の「ホストファミリー養成講座」の内容を活用しながら受け入れ準備をする。

筆者は賃貸マンションに住んでおり、大家さんがAirBnbに反対ということもあり、語学学校からホームステイを受け入れる。語学学校にホストファミリーの申込書を提出し、語学学校の担当者が受け入れ可能かどうかを審査するための家庭訪問を行い、Aino(アイノ)というフィンランドの中学生でグルテンフリーの子が来ることに決まり、受け入れ準備も済ませ、ついにAinoのホームステイがスタート。なかなか面白い出来事がポツポツ出現していて…

 

◆手紙書く

Ainoが浅草に行く日、私はAinoに「ポストカードを買って親に送っては?」と提案しました。きっと浅草のような外国人に人気の観光スポットなら、素敵な絵葉書が沢山売られていると思うのです。

Ainoは日本をとても気に入っていて、日本にホームステイできたことを嬉しく思っています。おそらく未成年のAinoがホームステイをするには、親の許可も必要だったでしょう。「ホームステイさせてくれて、ありがとう」といったことを書いたら、きっと親も喜ぶと思うのです。

Ainoはとても綺麗な絵葉書のような封筒を買いました(封筒の中に絵葉書のようなメッセージカードを入れるようなものが売られていたようです)。夕食後の時間を使って、Ainoは全部で3通の封筒を書きました。

 

◆手紙を投函する

Ainoはコンビニで切手を買って投函する気でいました。
ちょうどAinoの通う語学学校の近所にあるコンビニにはポストがあることもAinoは知っていて、そこで投函しようと考えていたようです。

ところがコンビニでは海外へ郵送するのにいくらかかるのか、わかりませんでした。
まぁ、無理もないですよね…時々、日本国内の郵便物でも、大きさや重さによってはコンビニだと料金がわからない、ということがありますから。

「郵便局なら重さを測って料金がわかるし、そのまま投函もできる」と私が言いました。でも普通の郵便局の営業時間はAinoが語学学校に通っている時間と被っていて、よほどお昼休みにでも抜け出さないと難しそうです。「お昼休みに郵便局に行けそう?」と尋ねると「無理」とのこと。
「代わりに私が投函しておこうか?」と尋ねると、「自分でやりたい」とのこと。

そうですよね、郵便局を使うのだって、貴重な体験ですから。

 

◆郵便局

そこで私達は、24時間営業の窓口がある、本局に行くことにしました。
我が家の近所には本局がないので、電車で2つ向こうの駅に行き、そこで投函しました。

ちょっと脱線しますが、2つ向こうの駅の駅前は、ものすごく商店街が充実しています。そして、この商店街の中には比較的昔からある個人商店もあり、Ainoは楽しそうにそれらを見ていました。中でも、とある作家さんのご実家が経営されている小物店は、扇子や風鈴や招き猫といった和風の小物を取り扱っており、実に良い思い出を作ることができました。

そうして、はるばるやってきた本局。無事に投函することができました。

ただ…

 

◆日本の大卒って何?

窓口のお姉さまは、全く英語が喋れない&理解できないようです。
もしAinoが1人で来ていたら、とても対応できたとは思えません。

2020年の東京オリンピックで多くの外国人観光客が来日しますし、彼らの中にはこうして日本から手紙を出す人もいるでしょう。ただ、この様子を見ていると本当に2020年を迎えて大丈夫なのか、心配です。英語の話せるスタッフは外国人が多く利用する支店に集まれば良いとでも考えているのかもしれませんが、それでは十分なサービスが行き渡りません。
英語が必要なのは、何も航空会社ですとか、そういう職場に限りません。

郵便局に限った話ではないのですが、ほんと日本では全く英語が通用しない人々が多くいますよね。ホームステイを受け入れる上で私が使う英語は中学校で習った英語に毛が生えた程度の英語で(それも、しょっちゅう余計なbe動詞を使ってしまう文法的に変な英語で)、それで十分に対応できています。なのに、それすら「できない」という人が多いです。

(郵便局だって日本屈指の大企業の一部ですが)そもそも日本の大企業の多くは採用条件として「大卒」を掲げる企業がほとんどなのに、その従業員は英語”すら”話せません(私も大学時代に多少は第二外国語を学びましたが、第二外国語は簡単な挨拶と自己紹介程度しかできません、が、これも「できる」と「できない」では外国人ウケが全然違います)。日本の大卒って、一体全体、何でしょうね?

そう言えば…以前、私が勤めていた会社で、日本語がそれほど話せないお客様がお見えになった際、私が「英語でよろしければ対応しますが」と支店長に申し出た時、「お前ができても他の人が全員できないとダメ」と言われました。「お前のいない時に同じ対応をしろと言われても対応できないからダメ」と。
この時、私の頭の中には「横並び主義」という言葉が浮かびました。

「英語でなら対応できるお客様」の存在は、多くの企業では今に始まった話ではないハズです。にもかかわらず、日本では未だに20世紀同様の状態にあります。
もちろん、どこかの日本企業のように従業員の大半が日本人でも社内の公用語を英語にするという必要は、ないと思います。ただ、そうでもしないと「できません」という企業が大半なのかもしれません。

 

◆変わらなければ

日本は、変わらなければなりません。
本当は企業などのトップが率先して変わらないと、末端の従業員にまでその変化は来ないかもしれません。

ただ、そういう「トップダウン」の体制も、変わる時が来たのではないでしょうか。
いつまでも上からの命令待ちでは、良い仕事はできません。それこそ郵便の窓口だって多国語を喋ることのできるロボットにとって変わられるかもしれません(もちろんロボットにはない価値が人間にはあるのですが、その価値以上に英語すら話せないデメリットの方が大きければ、ロボットに入れ替えされる可能性は高いと思います)。

片言でも英語はできる。
自分の英語でも十分に対応できる。

そういう自信をつけるためにも、ホームステイを受け入れるホストファミリーを体験することは良いと思います。

日本ホストファミリー養成協会では、ホストファミリーのための情報を提供しています。ホストファミリーに興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。

 ▼資料請求はこちら

j-host%e8%aa%ac%e6%98%8e%e8%b3%87%e6%96%99

▼お問い合せはこちら

お名前または会社名 (必須)

メールアドレス (必須)

メッセージ本文

 確認ページはございません。内容をご確認の上チェックを入れてください