子どものやる気を引き出す簡単な方法は?

◆毎月15日は坐禅会の日

 今日は15日。毎月楽しみにしている坐禅会の日です。

 いつものようにホームステイしているゲストを誘って、参加してきました。

 今回はアメリカ人の男性でした。

 前日坐禅会の話しをしていると、小学2年生の息子が突然、「僕も参加したい!」と言い出したので、急遽一緒に参加することになったのです。

 ちょっとした宿題でもすぐに集中力が無くなり、寝てしまったり、遊んでしまったりする息子です。漫画を見る時はすごい集中力を発揮しますが(笑)。

 私と妻は「えっ?大丈夫?」という不安があったのですが、口にせず、息子の意思を尊重してあげることにしました。

◆当日朝になってみると・・・・

 すると、私達の親の不安をよそに、朝5時半に声をかけると、パッと起きたのです。

 さらに、住職の講話されている時だけだらけていたものの、約30分の読経と、40分の座禅を見事やり抜いたのです。

 もちろん足を綺麗に組んで、姿勢を正してというところはいきませんが、じっとあぐらをかいて座り、動き回らずにじっとしていたのです。

 さらには、その日の夜「今度また絶対に行きたいから、言ってね!」とまでいい出したのです(驚)。

◆子供のやる気を引き出すにはどうしたらいいか?

 勉強もそうですが、子供に強制させたものは、まず続きません。

 子供に集中して続けてもらうためには、「いかに本人のやる気を引き出すか?」です。

 しかし、これが実に難しい。。。

 ただ、1つ簡単な方法があるとするならば、子供にやらせたいと思ったことを、まずは親の私達自身が楽しむことです。

 英語の勉強もそうです。

 子供達にやらせようとしても難しい。まず続きません。

 続いたとしても、本人がやる気になっているかどうかは別の話しで、やる気が無ければ上達もしません。

 ここで強く感じたのは、英語にしろ、座禅にしろ、親が楽しんでいる姿を見れば、子どもたちは自然とやりたくなっていくものだなということです。

 だから、ホームステイを受け入れして、家で英語を話しながら楽しい会話している姿を見せる。

 

◆トム・ソーヤの冒険の面白いエピソード

アメリカの子供向けの漫画「トム・ソーヤの冒険」には、こんな面白いエピソードがあります。

第2話「ごきげんなペンキ塗り」

騒動の罰としてトムはポリーおばさんから学校が終わったら塀のペンキ塗りをするよう命じられてしまいました。しかしトムはそんな事はおかまいなく、放課後、学校の友達と野球に明け暮れ、夜になってから帰宅する始末です。

業を煮やしたポリーおばさんは翌日、土曜日で学校が休みなので、トムがサボらないようにペンキ塗りを見張ると言いだします。トムは嫌々ながらもペンキ塗りを始めますが、塀はたいそう長く、とても今日中に終わりそうにありません。

そこで、トムは野球のボールを餌に友人のベンにもペンキ塗りを手伝わせていると、名案が閃きました。

それはいかにもペンキ塗りを楽しそうにする事で、通りかかる友人たちは次々とペンキ塗りをやりたがるようになり、トムは簡単には友人たちにペンキ塗りをやらせなかった為、友人たちはペンキ塗りをさせてもらうお礼として次々にビー玉やリンゴをトムにあげてペンキ塗りをさせてもらいます。

こうしてトムのペンキ塗りを冷やかしに来た友人たちは、みんなトムの罠にはまって、持ち物を差し出してペンキ塗りをさせてもらい、塀は一日で見事に塗り終わり、トムは友人たちからたくさんの物をもらって、またポリーおばさんからペンキを塗り終えた事を誉められるのでした。

 

◆子供は親の楽しそうな姿を見て、やる気スイッチが入る!

このトムソーヤの冒険のエピソードには、実にたくさんの”学び”が隠されていると思います。

誰もが嫌がるペンキ塗りの仕事を、自らが楽しそうにやることで、ものすごく楽しい事をやっているように思わせる。そして、友達に「代わってよ」と言われても、もったいぶって代わらない。

すると友達は、大事なものをトムにあげてまで、ペンキ塗りを代わってしまうのです。さらに、おばさんからも褒められてしまうという、何とも賢い(ずる賢い?)話しなのです。

しかし、ここには、「子供のやる気を引き起こす」ヒントがたくさんあります。つまり、自ら楽しそうにやっていることは、一般的にどんなに「大変」とか「嫌」とか思われていることでも、他の人を惹き付けてしまうのです。

 ですから、大人の私たちは、仕事で「疲れた〜」という姿を、子どもたちには絶対に見せない。いつも「仕事楽しかったー!」と帰ってくる。家で仕事を楽しそうにやる。

 苦しんだり、やる気無く英語を勉強したりしない。ましてや子どもたちに強制はさせない。それよりも、なんとも楽しそうに外国人と英会話を楽しんでいる姿を子どもたちに見せること。

 座禅やスポーツや勉強や仕事を楽しんでいる姿を、子供たちにどんどん見せていく。これが大切なんだとあらためて気がつきました。

 これからも、子どもたちに親の楽しんでいる背中を見せていきたい!と、そう感じた次第です。