中国人の爆買いはどうなっているのか?

◆日本のお得意様

日本に旅行する人は、中国や韓国といった近隣諸国からの旅行者が依然として多い傾向にあります。
とりわけ中国からの旅行者は、「爆買い」に代表されるように、団体でやって来ては大量に買い物をすることで、観光業のみならず小売業界でも注目されています。

日本にとっては「お得意様」の中国旅行客のことを知るのは、単に「おもてなし」というだけではなく、経済の活性化という面でも極めて大切なことです。

 

◆「爆買い」と言えば

一番最初に「爆買い」という表現を生み出した人は(恐らく日本人でしょうけれど)すごいですね。「爆買い」という表現は、単に「爆発的な量の商品を購入する」という意味合いだけでなく、「大勢で押し寄せて購入する」という意味合いも含めているからです。

そして、この「爆買い」という言葉は、時として、まるで季語のような使われ方もします。「爆買い」と言えば中国の春節で、春節と言えば旧正月で、それは日本の節分の頃で…ということで、爆買いはもはや冬の風物詩と言えるかもしれません。

このコラムでも、何回か爆買いについて触れたことがあります。例えば、このような記事が春節を取り扱いました。

「訪日中国人の爆買いはどうなったか!?(2017.02.18)」
http://jhfta.or.jp/archives/4797

「爆買いに負けないホームステイの経済効果(2016.11.27)」
http://jhfta.or.jp/archives/4331

でも、実は今、中国人が日本に大勢やって来るのは、何も春節のシーズンだけではないのです。

 

◆国慶節

中国の建国記念日に当たる国慶節は、10月1日から始まるのですが、春節と同じく大型連休になっています。特に今年は例年よりも1日長い8連休のため、より長い滞在が見込まれます。
実際、10月1日付の産経新聞によると、小田急の特急券付き箱根宿泊プランが前年の2.8倍も売れているとのことです。小田急に限らず、日本国内の交通関係ではこの国慶節の旅行シーズンに焦点を当てて中国人観光客の利用を見込んでいます。

中国政府としては、団体旅行を規制する動きがあったり、より高い関税をかけたりすることで海外旅行を減らそうと努力しているふしがあります。ただ、そうは言っても当の中国人にとっては日本は依然、行きたい先になっていて、実際に訪日中国人の数は高い水準にあります。

 

◆訪日中国人客を考えるコツ

以前のコラムでも触れましたが、訪日中国人客の動向を考えるときに便利なのが、中国人の動向を戦後の日本の海外旅行と比較することです。

日本では第二次世界大戦の時にハワイの真珠湾攻撃などがありましたが、第二次世界大戦が終わった4年後には「トリスを飲んでハワイに行こう」などという懸賞が登場するぐらい、庶民はハワイ旅行に憧れていました。バブル期には夏休みを海外で過ごす人が増え、しばらくすると年末年始をハワイで過ごす人も増えました。
それと同様に中国人も春節だけではなく国慶節にも来日するようになったと見るのが妥当でしょう。

「箱根宿泊プランが売れている」というのは、ある意味「東京や大阪に飽きた」のかもしれません。日本人も「もうハワイは飽きた」という人が登場したように、中国人だって常に東京や大阪といった大都市にばかり行くとは限りません。

ただ、ここでちょっと今後よく考える必要のある点があります。

確かに日本人はハワイに大量に出掛け、ハワイ以外のアメリカで過ごす人も増えました。それでも今なおハワイが好きな日本人はたくさんいますし、今もハワイにコンドミニアムなどを買って過ごしている日本の有名人やお金持ちの日本人はいますし、ホノルルマラソン参加者もそうですが多くの日本人がハワイに訪れています。
それに対して、日本の各都市はどうでしょうか?

 

◆ターニングポイントかもしれない

そう考えると、「春節だけでなく国慶節でも中国人旅行客が大量に来日する」という事実に対して、ウカウカ喜んでいる場合ではないのかもしれません。「それでもやっぱり日本が好き」「それでもやっぱり日本に行きたい」と思ってもらえるかどうかが鍵なのではないでしょうか。

最も最悪なシナリオは、もう日本に飽きて全く旅行客が来なくなることではないでしょうか。もちろん中には「マナーが悪い、うるさい中国人が日本から消えるのは大歓迎」という人も、いるかもしれません。でも、日本の経済を考えると、そんな悠長なことは言ってられません。

どれだけ日本の魅力を伝えられるかが鍵だと思います。

 

◆どうしたら魅力を伝えられるか

日本人にとってのハワイやアメリカのように、中国人にとっての日本が何度も訪れたい場所になるには、どうしたら良いでしょうか。まず、魅力が感じられなければ訪れたいとは思わないでしょう。

では、どうしたら魅力をアピールできるでしょうか。

「そういう話は企業とか政府の話で、一個人ができることなんてないから考える必要はない」と思う方も多いかもしれません。でも、本当に一個人ができることは何もないでしょうか?

一個人でも日本に来た人に優しくすることはできます。

 

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