独身の私がホームステイを受け入れてみた!【連載35回目】

◆今までの「あらすじ」

独身女性である筆者が、ホームステイを受け入れる「ホストファミリーをやってみよう」という企画で、日本ホストファミリー養成協会の「ホストファミリー養成講座」の内容を活用しながら受け入れ準備をする。

筆者は賃貸マンションに住んでおり、大家さんがAirBnbに反対ということもあり、語学学校からAino(アイノ)というフィンランドの中学生でグルテンフリーの子を3週間受け入れる。Ainoも筆者も色々な経験をして、あっという間にお別れと同時に次の留学生、それも男性2名が来るもしょっぱじめからトラブルが発生し…

 

◆自由な我が家

そもそも私はハウスルールの先頭に「他の人に迷惑にならなければ、やりたいことは何でもやりましょう」というハウスルールを設けています。

NathanaelとNeilsにも「私はルールが嫌いです。ルールは行動を抑制し、創造的な活動を妨げることがあるからです」ということを伝えてあります。

夕食の時間も、ルールとして決めてしまうと逆に私が辛くなります。その時間までに食べられるようにする必要がある一方、やっぱり私は「出来立て」の美味しいのを召し上がっていただきたい。

ただ、この「他の人に迷惑にならなければ、やりたいことは何でもやりましょう」というルールと一緒に「何かやる前に相談してね」というルールも設けてあります。それでAinoの時は「髪の毛を染める」というチャレンジングな出来事がありました。

 

そして、AinoもNathanaelとNeilsも、3人が共通して「やりたい」と言ったことがあります。
それは「友達を連れて来る」ことでした。

 

◆友達を連れて来ることについて

日本ホストファミリー養成講座の中でサンプルとして渡されるハウスルールには「友達は連れて来ない」というルールが入っています。

でも、私は友達を連れて来ることにNOとは言いません。我が家にホームステイしている子がどんな子と仲が良いのかを知る良い機会だと思っています。

もちろん遅すぎる時間はNGですが、今の所、我が家にホームステイする子たちは「遅すぎる時間だったら迷惑だからNOと言う」というのがわかっているようで、連れて来るのは私がいる時間帯で夕方です。

Ainoの時は、たこ焼きパーティーにも来たVeeraが我が家に来ました。夕飯はいらないと言うので、その日のお夕飯のデザートにしようと思っていた「豆乳ぜんざい」を作って出しました。

そして今回は…

 

◆気づいたのは直前

この土日はNeilsとNathanaelが一緒に出かけています。
2人とも学校の友達と一緒に出掛けているのですが、「友達を1人連れて帰ってきても良い?」とメッセージをくれていました。そのメッセージに気づいたのが午後3時半。そして私がざっくりと片付けを終えた4時に、彼らは来てしまいました。

正直、昨日がそうだったように、みんな外で食事を済ませて来るのだと思っていました。慌てて私は買い物に行くのですが、その前に2人が連れてきた香港人の男の子に「夕飯は食べて帰りますか?」と尋ねました。

もちろん、そうする義務はないのですが、せっかくだから、この子も含めて4人で楽しく食事をしたら、NeilsやNathanaelにとっても良い思い出になるのではないでしょうか。

 

そもそも私、Natanaelが帰国する日は日帰り出張でお別れを言う時間が取れないと思います。
その前日も日帰り出張が入っており、帰宅が遅くなるため、お別れ会を行うのが難しいでしょう。

なので「これはラッキー」と考えて盛り上げることにしました。

 

◆たこ焼きは◯◯抜きでも盛り上がる

結構バタバタでしたが、たこ焼きと焼うどんと塩唐揚げを作って、コーラを片手に盛り上がりました。

お客様が来てから買い物に行く始末だったので、ついうっかり、タコを買うのを忘れました。天かすも紅生姜も青のりもあるのに…はい、今日はタコのない「たこ焼き」でした。

それでもやっぱり、たこ焼きは盛り上がります。どうやったら綺麗にできるか、結構、苦労します。

ちなみに我が家で使っているたこ焼き機は、数年前にドンキで3,000円ほどで買ったもので、たこ焼き用のプレートの他に焼肉用のプレートとすき焼き用の浅い鍋のプレートがセットになっているものです。
たこ焼きは1度に10個しか焼けない小さいプレートですが、なかなか重宝しています。

(確かに私の苗字は関西系ですが)大阪人ではなくともホストファミリーは1家に1台「たこ焼き機」だと思います。

 

◆香港人も面白い

子供達(と言っても20歳前後ですが)は学校の先生の話や同じクラスにいる他の人の話、それと言語の話で盛り上がりました。

フランス語もできるスイス人のNathanaelとオランダ人のNeilsが「フランス語の99」の話をしていました。フランス語だと「4×20+10+9」と言うと99になります。香港人が物凄く驚いていました。
香港で習う外国語は英語だけですが、スイスやオランダの高校では英語の他にも外国語を習うそうです。

香港人は「香港の言葉を教えるからフランス語を教えてよ」とNeilsとNathanaelに言っていました。それに引き続き、「語学学校に支払う授業料だけで日本語と香港の言葉と両方学べるなんてお買い得だと思わない?」と香港人が言っていました。このセリフには私は「いかにも香港人らしいなぁ」と思い、心の中で笑いました。

ただ、Neilsはその上を行きました。香港人のこのセリフに対して「30%値引きしてよ」と言い返していました。うぅん、さすがだなぁ。そういうクールな切り返し、身に付けたいなぁ。

 

◆ダメなものはダメ

彼らは今日の日中、あちこち出歩いていて、その途中で「大きな音だけのピストル」のオモチャをゲットしたようでした。
それを使ってイタズラをした話もしてくれたのですが、そのついでに彼らは「今ここで1発、鳴らそうよ」という話をしていました。

「それは、やめて欲しい」と私が言うと「外でなら良い?」と訊きます。
「ここは住宅街で、多くの家族が住んでいるから、このエリアではダメ」と私は言いました。

私の中には、数年前の出来事のことが浮かんでいました。
この町ではなく、隣の駅の近くで、数年前に暴力団の発砲事件があったという話を聞いたことがあります。それなりに場所が離れているものの、銃弾の音は、精神衛生上よろしくないかと。

ただ、私がきちんと「住宅街だから」と理由を説明したら、彼らはピストルのオモチャで遊ぶのを控えてくれました。

 

「他の人の迷惑にならなければ、やりたいことは何でもやりましょう」

迷惑になるのはダメなんです。

 

日本ホストファミリー養成協会では、ホストファミリーのための情報を提供しています。ホストファミリーに興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。

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