大阪で発生した民泊監禁殺人事件について

大阪で凄惨な事件が発生

先月2月に大阪で発生した殺人事件は、私たちホストファミリーにとっても、身震いするような事件でした。

なぜなら、容疑者とされるアメリカ人観光客が滞在し、被害者の女性が遺体の一部が発見されたのが、民泊を営むマンションの1室だったとされるからです。

同容疑者はAirbnbで予約滞在、写真を偽ってアカウント登録していたとも報じられています。

民泊マンションに女性を監禁容疑 米国籍の男逮捕

兵庫県三田市の20代女性が今月中旬から行方不明になり、県警が22日、この女性を大阪市内のマンションの一室に閉じ込めたとして、米国籍の男を監禁容疑で逮捕したことが捜査関係者への取材でわかった。女性の行方はわかっておらず、県警は男から事情を聴いている。

捜査関係者によると、女性は今月15日に勤務先を出た後、親族と連絡が取れなくなった。友人には「SNSで知り合った男と大阪で会う」と伝えていたという。2人とみられる男女が大阪市内の民泊用のマンションに一緒に入り、男だけが出て行く姿が付近の防犯カメラに映っていたという。県警には17日に女性の親族から行方不明者届が出されていた。

(2018年2月23日 朝日新聞記事より)

 

「女性セブン」の電話取材を受ける

事件の全容解明が急がれるところですが、この事件について「女性セブン」から電話取材を受け、安全に外国人を受け入れる方法や、事前に危険性をキャッチするコツについて答えました。

そのコメントのごくごく一部が掲載されました。

※3月22日発売 女性セブン「大阪民泊バラバラ殺人”国際交流”の落とし穴」

事件をよく調べてみると・・・

一方で、よくよく事件の経緯を調べてみると、あまり民泊とは関係無いことも分かってきます。

殺害場所になったとされる場所は、届け出無しで民泊を運営していたマンションの1室だったことはたしかです。

しかし、殺害されたのは、届け出無しで民泊を運営してたホストではありません。民泊を通して知り合った女性でもないのです。

殺害されたのは、出会い系のマッチングアプリで知り合った女性だったとされているのです。

たまたま殺害現場場が民泊で滞在していた部屋だっただけなのです。

ですので、「この凄惨な事件は無許可のヤミ民泊だったから発生した」「ヤミ民泊は排除せよ」と結論付けるには、あまりにも無謀な論調だと感じている次第です。

もし今回の事件の責任が民泊や民泊ホストにあるとするならば、座間市で起こった凄惨な事件は、アパートや管理会社や大家さんに責任があるということになってしまいます。

この事件がホテルの1室で発生したら、ホテルやホテルの従業員やオーナーの責任となってしまいますよね。

 

違法民泊には反対

とはいえ、当協会としては、違法な民泊には反対の立場を取っています。

近隣の迷惑を考えず、単なるお金儲けを目的にした民泊には、特に反対です。

また、一般言われいてる「民泊」は「家主不在型の民泊」であり、当協会がホストファミリー養成スクールで教えている「家主同居型のの民泊」とは、目的も内容も違います。

受け入れの手段として、Airbnb(エアービーアンドビー)を使ったりすることもあるというだけです。その他にもさまざまな受け入れ手段をお伝えしています。

ですので、Airbnbで受け入れをする場合は、6月15日からスタートする民泊新法(住宅宿泊事業法)の届け出も行っていくように説明していく予定です。

 

心配される事件の今後の影響

以上のように、今回の事件は民泊とはあまり関係が無いということと、賃貸アパートやビジネスホテルでも起こりうる事件だということ。

そして、違法民泊に対する当協会の立場をあらためて書かせて頂きました。

一方で、この事件をきっかけに心配なのが、誤った認識による「民泊反対」や「ホストファミリーは怖い」という誘導です。

今回のような事件は、家主不在型の民泊ホストとしては、自身が運営する民泊の部屋が殺害場所に使われる危険性があるというリスクを知る事件ではあったと感じています。

ですが、「やっぱり民泊は危険だ」「認めるのには反対」といった安易な結論や、「そんな危険な外国人を家に止めるなんて怖い・・・」といったホストファミリーをする人が減ることが心配です。

 

日本に訪れる外国人の犯罪率は3%にも満たない。

そもそも日本の犯罪全体に占める外国人犯罪の割合は、「3%未満」です(来日外国人犯罪の検挙状況H28.3月より)。空き巣被害(年間約4万件以上)よりもはるかに少ない件数なのです。

これは犯罪する外国人の立場に立つと分かります。Airbnbはアカウント登録で、パスポートやクレジットカードなどの個人情報を入力しないといけません。これではすぐに足が付いてしまいます。

そのため、わざわざパスポートやクレジットカードを偽装するか、別人に成りすまして登録する必要があります。とても手間がかかる上にリスクもあります。

今回の大阪の事件では、Airbnbで登録している写真を偽っていたということが報じられていますが、Airbnb上でチェックをすればすぐに分かることです。

3%未満の犯罪確率のことに焦点を当てて「危険だ危険だ」と規制することで、島国・日本に居ながら国際交流できる素晴らしい機会を逃してしまうことはあまりにももったいなと私は思います。

家主同居型はもっと安全

さらに言うと、家主が一緒に住んでいる部屋の1室をホームステイで受け入れる場合は、もっと安全です。

家主同居型の場合は、不在型に比べて、事前のやり取りが多くなります。

なぜなら、家に泊めるホスト側もそうですが、泊まるゲスト側も心配だからです。

実際に海外にホームステイを経験をされた方は分かるでしょう。ホームステイを経験されていない方でも、子供の頃に親元を離れて、1人で親戚や友人の家に泊まったことを思い出してもらえると分かるかもしれません

1人で知らない人の家に泊まるというのは、かなり心配と不安があるものです。それは外国人だからと言っても同じ人間ですから、同じことです。

そして、犯罪者の立場になってみれば分かります。文化や慣習も違う異国の地の、どんな家でどんな人間が住んでいるかも分からないところに飛行機でわざわざ行って、犯罪を犯そうとは考えないでしょう。

もし犯罪を犯すとしても、家主同居型ではなく、家主不在型やホテルや旅館を選ぶのではないでしょうか。

とはいえ、やっぱり不安

「頭では分かるけど、やっぱり怖いし不安・・・」

まだホストファミリーをされていない方でしたら、そんな風に感じるかもしれません。

ですので、日本ホストファミリー養成協会としては、安全でトラブルを減らす方法を、ホストファミリー養成スクールを通して教えていきたいと考えているのです。

初めてホストファミリーをされる方の不安を取り除きたいと考えているのです。

自動車事故に会う確率よりも低いことに心を囚われて、素晴らしい機会を逃してしまうことはあまりにももったいなと私は思います。

興味あるけど、不安だという方は、ホストファミリー養成スクールにお越しください。トラブル事例も含めて、実際にやっている人から直接アドバイスを受けられます。不安も解消されるでしょう。

▼資料請求はこちら

j-host%e8%aa%ac%e6%98%8e%e8%b3%87%e6%96%99

▼お問い合せはこちら

お名前または会社名 (必須)

メールアドレス (必須)

メッセージ本文

 確認ページはございません。内容をご確認の上チェックを入れてください