独身の私がホームステイを受け入れてみた!【連載61回目】

◆今までの「あらすじ」

独身女性である筆者が、ホームステイを受け入れる「ホストファミリーをやってみよう」という企画で、日本ホストファミリー養成協会の「ホストファミリー養成講座」の内容を活用しながら受け入れる。

筆者は、大家さんがAirBnbに反対しているマンション暮らしということもあり、語学学校からAino(アイノ)というフィンランドの中学生でグルテンフリーの子を3週間受け入れたのに引き続き、スイス人のNathanael(ナサナエル)とオランダ人のNeils(ニルス)という2人の男性を同時に受け入れ、さらに今度は脚の悪いMiisa(ミイサ)というフィンランド人女性を受け入れ、ほぼ同時にブラジルからBruna(ブルーナ)という女性も受け入れる。

 

◆ハラさん

ハラさん、と言う苗字は、日本では一般的です。

読売ジャイアンツが好きな人だったら原辰徳さんを思い出すかもしれません。音楽が好きな人だったらサザンオールスターズの原由子さんを連想するかもしれません。歴史に詳しい人でしたら、総理大臣を思い出すかもしれません。

 

実はブラジルから来たBruna(ブルーナ)の苗字「Hara」です。

本人に聞いたところ、世界大戦の時に日本からブラジルに渡ったそうです。「へぇ、そういう人々もいたんだ」と思いました。

 

日本にルーツがあるBrunaは、日本人と同じく黒い髪の毛に黒い瞳です。ただ、やっぱりブラジル人なので肌の色が白いのと、日本人の感覚とは違うファッションセンスがあります。(ボロくさいのではなく)かなり派手に擦り切れたジーンズもカッコよく履きこなします。

体型は日本人と同じような体型で、背も日本の標準的な女性と同じぐらいです。

 

Brunaが日本語を勉強しようと思った理由は、日本の漫画やアニメが好きだから、と言っていました。でも、ご先祖さんの国のことが知りたい、という思いもあるそうです。

ちなみにBrunaは大学生ですが、彼女の専門は「日本のアニメ」とのことです。これぐらい筋金入りで勉強している人なら私は大歓迎です。そして将来は「ビジネス・オーナーになりたい」と言っています。

うぅん、しっかりしているねぇ。

 

◆日本の漫画やアニメ事情

ともかく、BrunaもMiisaも日本の漫画やアニメが大好きです。2人が共通して知っている漫画やアニメもあります。彼女たちが好きな漫画やアニメは、私も知っているものだったので少し安心しました。

 

そんな2人を前に「日本で一番古い漫画は何だか知っている?」と私が訊きました。

さすがにこれは2人とも知りませんでしたが、実は日本で一番古い漫画は「鳥獣戯画」で、当時の政治やお坊さんを揶揄した漫画です。

 

「日本で最も有名な漫画家は誰だと思う?」という質問も私はしました。もちろん、この質問の正解は1人に決まらないと思います。

彼女たちの答は「ワンピースを書いた人だと思う」とのこと。確かにワンピースは今40歳以下の人には知られているかもしれませんが、平均年齢が40歳の日本では全ての世代に知られていないと日本で最も有名にはなれないと思うと私がコメントしました。

「全ての世代が知っている漫画家」というものに彼女たちは思いつく人がいませんでした。

 

もちろん、それが正解かどうかは微妙ですが、私は「手塚治虫藤子不二雄のどちらかが最も有名な漫画家じゃないかな?」と言っておきました。
2人とも手塚治虫も藤子不二雄のどちらも知らなかったのですが、「どんな作品を描いたの?」とBrunaが訊きました(Miisaは知ったかぶっていましたが)。

 

藤子不二雄が「ドラえもん」を描いたと言うとBrunaは納得していましたが、Miisaはドラえもんを知りませんでした(でも「知らない」以上のことは何も言いません)。

手塚治虫の代表作として私は「火の鳥」と「ジャングル大帝」を紹介しました。個人的には「ブラックジャック」や「リボンの騎士」「ブッダ」が好きですが、それは触れませんでした。

ただ、この原稿を書いている今になって思えば「鉄腕アトム」の方が有名かもしれないな、と思いました。もし機会があれば鉄腕アトムを彼女たちに紹介しようと思います。

 

なお、彼女たちが共通して好きな漫画に「らんま」があったのですが…よっぽど「トキワ荘の流れを汲んだ作品だね」と言おうと思ったのですが、思い留めておきました。

作家の流れがあって、出版社の枠組みがあって、…私がただ単に「日本の漫画やアニメが好きだから」という”だけ”の理由で日本語を学ぶ人を受け入れたくない理由は、こんなところにあります。

「日本語を学ぶ前に、もっと色々と学んだらどうだろう?」という思いがあるのです。

 

ちなみに今年(2017年)は日本のアニメ100周年です。

 

◆我が家の理想

日本ホストファミリー養成協会の「ホストファミリー養成講座」では、理想の「受け入れたい外国人像」を考える課題があります。
講師の方が「実際に受け入れると、より具体的になる」と言っていました。それを聞いた時は「ふーん」ぐらいにしか思いませんでしたが、確かにこうして5人も受け入れると「受け入れたい外国人像」がより具体的になって来ます。

 

私の場合、国籍や宗教は問いません

ただ、社交性は欠かせません基本的におとなしい、でも言うことは言う人の方が好きです。それも受け売りではなく自分の意見や考えのある人の方が好きです。「なんでもお任せ」は困ります。

漫画やアニメが好きでも良い、茶道や華道などの日本の文化が好きでも良い、あるいはサッカーが好きだとか、何が好きでも構わない。何が好きでも構わないけれど、それにある程度、精通している人が良いです。

…と書きましたが、そんなに精通していなくても構いません。

実際、スイスから来たNathanael(ナサナエル)は、彼がイキイキと語ってくれたのはスイス軍に徴兵されていた時のことだけ、という私にとっては謎な部分が多い人でしたが、それはそれで私にとっては「あり」です。

 

◆私の失敗談

ここで1つ、私の失敗談を紹介したいと思います。

Miisaは「ひらがなは読める」と言っていました。それで私は日本の小学生用の新聞は、全ての漢字に読み仮名が付いているから、もし読むんだったら契約するよ」と言いました。Miisaは「読む」と言いました。

でも、私はちょっと、何と言うのか「虫の知らせ」がありました。小学生新聞を契約しないで「1週間お試し」することにしました。

 

「お試し」した結果…MiisaもBrunaも読みませんでした。

タイミングとしては、上野動物園のパンダの名前が決まったり、スペインとイラクで「独立」をめぐる投票が行われたり、日本の衆議院が解散したりと話題が豊富なタイミングでした。

確かに小学生新聞のトップニュースでそのような記事が取り上げられていました。

 

ただ…やっぱり小学生用なんです。大学浪人生や大学生が読むには「物足りない」のです。

物足りなくて2面、3面とページをめくると、中学受験のための情報だらけだったりします。欲しい情報にたどり着かない上に、不要な情報が大半、となれば読まないのは当然ですよね。

結局、読む時間はほんの3,4分にすぎませんでした。

 

うぅん、もっと良い提案ができたらなぁ…。

確かに日本ホストファミリー養成協会の「ホストファミリー養成講座」でも小学生新聞なんて話は一度も出て来ませんでした。

 

日本ホストファミリー養成協会では、ホストファミリーの皆様が安全・安心してホームステイを受け入れられるように、ホストファミリーのための情報を提供しています。

ホストファミリーに興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。

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