独身の私がホームステイを受け入れてみた!【連載62回目】

◆今までの「あらすじ」

独身女性である筆者が、ホームステイを受け入れる「ホストファミリーをやってみよう」という企画で、日本ホストファミリー養成協会の「ホストファミリー養成講座」の内容を活用しながら受け入れる。

筆者は、大家さんがAirBnbに反対しているマンション暮らしということもあり、語学学校からAino(アイノ)というフィンランドの中学生でグルテンフリーの子を3週間受け入れたのに引き続き、スイス人のNathanael(ナサナエル)とオランダ人のNeils(ニルス)という2人の男性を同時に受け入れ、さらに今度は脚の悪いMiisa(ミイサ)というフィンランド人女性を受け入れ、ほぼ同時にブラジルからBruna(ブルーナ)という女性も受け入れる。

 

◆秋祭り

我が家から30分ほど歩いたところに、大きな神社があります。

この神社は鎌倉時代に建てられ、源氏とも関係があり、さらに4年に1度、「流鏑馬(やぶさめ)」が行われる神社です。

ちょうどこの金・土・日曜日の3日間に渡って、毎年恒例の秋祭りがこの神社で行われます。

神社のお祭りは、きっとMiisaにとってもBrunaにとっても日本文化を知る良い機会になると思います。

私は迷わず彼女たちを誘いました。「サンバはないけれど日本のお祭りを見に行かない?」と。2人とも「予定が合えば行きたい」とのこと。

おそらく土日は友達と出掛けるだろうと見越して、金曜日の授業が終わった足で、徒歩ではなくバスに乗って行くことにしました。

 

◆お友達を誘おう!

MiisaとBrunaに私は「もしお祭りに一緒に行きたいというお友達がいたら連れてきて良いよ」と伝えていました。

Brunaが「何時までお祭りはやっているの?」と訊いたので「9時まで」と私は答えました。確かにこの神社のお祭りを見てから帰るとお友達が門限に間に合わない可能性もありますよね…。

2人に「友達を連れて来て良い」と言った上で「私も桝田さんのところにホームステイしている子達が来るかどうか訊いてみる」と言いました。

桝田さんが誰か忘れている人もいるかもしれないので補足しておくと…

桝田さんは隣の町に住んでいる女性で、日本ホストファミリー養成協会の「ホストファミリー養成講座」を受講した方です。

ちょうど今、桝田さんの家には、我が家にいる2人と同じ語学学校で日本語を勉強しているフランス人男性とアメリカ人男性が来ています

私が桝田さんに連絡すると「この週末は仕事で行けないので、もし2人が行くと言うなら一緒にお願いします」とのこと。

身近なところにホームステイを受け入れている人がいると、こういう時に便利ですよね。

 

◆桝田さんの事情

お祭りのことでメッセージをやり取りしたついでに近況を聞いたのですが…

桝田さんは今、フランス人男性とアメリカ人男性に手を焼いています

そもそも桝田さんが男性2名を受け入れると決めたのは、私が男性2名を受け入れて楽しく過ごしていたのを知っているからです。

「男の子は手がかからない」と私が言っていたのも知っています。

ところが、桝田さんのところのこの2人…帰る時間も言わないし、夕飯を食べるか食べないかも言わないとのこと。家にいてもずっと部屋にこもって漫画やアニメを見ているそうな。

桝田さんの家はホームステイを受け入れるのに合わせてインターネットを整備していたからなぁ…

結局、桝田さんの受け入れている男性2名は、お祭りよりもガンダムを見に行ったり秋葉原に遊びに行くのを優先させたそうです。

もし私が桝田さんの立場だったら…「ま、いいんじゃない」と言うかもしれません。

でも、聞くところによると、こんな具合にホームステイを受け入れたことで自宅がネットカフェ状態になっているご家庭はそう少なくないようです。

実際、もし我が家も1ヶ月に7GBしか使えないwifiではなく容量無制限で使えるwifiだったら、特にMiisaは間違いなく自宅に引きこもっていた可能性が極めて高いです。

 

◆お祭りはオススメ

結局、お祭りには私達3人だけで行くことになりました。

この神社の秋祭りは実に盛大です。

たくさんの屋台もそうですが、和太鼓横笛が揃った祭囃子があります。祭囃子とは別にこの神社では大きな和太鼓を叩かせてくれます。2人とも上手に叩くことはできませんでしたが、スマホに動画を保存していました。

境内には地元の生け花教室が有志で生け花を奉納しています。中には中学生が活けたものもあり、私が「ここにある生け花は中学生が作ったんだって」と説明するとMiisaもBrunaも驚いていました。

更にこの神社には、ちょっとした宝物殿があり、毎年このお祭りの期間だけ一般公開されています。

そこにはこの神社の周辺から発掘された縄文土器から始まり、日本刀や甲冑、祭事に使われる銅鏡など、色々なものが展示されています。

特に解説もなく、ただ名称と年代しか書かれていませんが、これはこれで面白いです。

縄文土器に関しては、「これは新しくてもゼロ世紀ぐらいに作られたものだ」と私が説明すると2人とも驚いていました。

たまたま縄文土器の破片を触ることができるようにされていて、私も持ってみたのですが、意外と軽くて驚きました。

 

◆屋台も楽しもう

ともかく、お参りをしてから色々と体験し、その後は屋台を巡りました。

「今夜の夕飯は何にしよう」と考えるのが面倒なことがあるかもしれませんが、そんな時にお祭りの屋台はオススメです。

焼きそば、お好み焼き、たこ焼き、焼き鳥、おでん…といった「いかにも日本のもの」の他にも、フランクフルトケバブなど、色々と揃っています

ちなみに「わたあめ」ブラジルにもフィンランドにもあるとのことです。そして、ブラジルやフィンランドでもお祭りの時に「わたあめ」が出てくるとのことです。

へー、知らなかった。

せっかく来たのだから、射的や金魚すくいなども体験したら良いと思っていたのですが、2人ともあまり興味を示しませんでした。

あれ、そう言えば輪投げとか紐を引くタイプのくじが減ったような。

ちょっと意外だったのは、大人な感じのBrunaが、電球の形をした容器に入ったジュースを注文したこと。「喉が渇いた」というのもあるのですが、ピカピカ光る様子をスマホで自撮りして喜んでいました。

 

◆外国人を連れて歩くとラッキー

このお祭りでは「お神輿(おみこし)」が出ます。

それも1台ではなく、大きな町内会や商店街ごとにお神輿が出るので、全部で7台ぐらいのお神輿が町中を練り歩きます。

お祭りから帰ってくる時、私は大通りに向かわずに裏道を抜けて別の大通りに出ました。その大通りを歩いていたら、お神輿が置かれている場所に出て来ました。

町内会か商店街かわかりませんが、お神輿のところにそのエリアの役員達が集まってアルコールを飲んでいました。

ふと気になって私は「このお神輿は、いつ出ますか?」と、そこにいた役員らしき人に訊いてみました。日曜日の夕方7時に出るとのことでしたので、私達は日曜日にお神輿を見に行くことにしました。

そのやり取りのついでに、役員の1人が私に「そちらの人々はどちらから起こしで?」と尋ねました。

「こちらがフィンランドでこちらがブラジルで、今は2人とも私のところにホームステイしています」と答えました(はい、「ホームステイ」をちょっとアピールしています)。

ともかく、お礼を言って帰りかけていた時、役員の1人が追いかけて来ました。何かと思ったら「一緒にお神輿を担ぎませんか?」とのこと。

ほぼ全部のお神輿が、そのお神輿のある町内会や商店街の人によって担がれます。

飛び入りで担ぐことは、まず無理です。なので、私達はとてもラッキーです。

 

 

 

日本ホストファミリー養成協会では、ホストファミリーの皆様が安全・安心してホームステイを受け入れられるように、ホストファミリーのための情報を提供しています。

ホストファミリーに興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。

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