あらすじ
我が家に1週間だけ、ドイツ人女性がホームステイしにきました。
彼女はドイツ国籍なのですが、今はギリシャで小学校の先生をしています。
日本に来ることを夢見て、2年間お金を貯めてお金を貯めて日本に来た彼女は、美人で可愛くて、笑顔が何よりも素敵で、話す英語からは知性と教育の良さを感じる女性でした。
彼女が持ってきてくれたお土産は思いやり溢れ、とても感動したのです。
※前回の記事「ゲストは可愛い女性教師(1)」
良き教師は良き生徒
誰が言った言葉かは分かりませんが、次のような言葉あります。素晴らしい言葉だと思います。
「良き教師は良き生徒である」
(A good teacher is a good student.)
彼女はまさに素晴らしい先生であり生徒です。
まるで生徒であるかのように、お箸の使い方や日本語について学び、常に積極的に日本語を話す努力をしていました。
息子たちもすぐに打ち解けて、彼女にお箸の使い方を教えます。
小学生の長男の顔はどこか得意気です(笑)




教えることは学ぶこと
一方で、こんな素晴らしい言葉もあります。
「教えることは学ぶことである」
(To teach is to learn.)
ラテン語では、「Dum docent discunt.(人は教える間、学んでいる)」と表現するそうです。
子供たちは、お箸の使い方が決して上手い方ではありません。
特に4歳の次男はお箸の持ち方がまだぎこちなく、少々変な癖がありました。
それがみるみるうちに改善。彼女に教えながら、息子たち自身がお話の正しい持ち方を学んでいるかのようでした。
さらに、テーブルマナーについても、いつも食事中に机に肘を付いたり、椅子の上に足を乗せたり、立ち歩いたりしていて困っていたのですが、「食べているときにやっちゃいけないんだよねぇ」などと彼女に言いながら、自分たちが注意をしていました。
これには本当に驚きました。
彼女に教えながら、息子たち自身がいろいろなことを学んでいたのです。
自分の心が、環境を変える!
彼女と接していたもう1つ感じたことがありました。
それは「自分の心が、環境を変える」ということです。
どういうことかというと、以前の私は「周りの環境が、自分の心を決めている」と考えていました。
たとえば、「雨が降っているからモチベーションが上がらないな・・・」とか、「チームのメンバーがつまらなそうにしているから、私もつまんないな・・・」などです。
ですから、以前の私は、「環境が変われば、自分も変わるのにな」と思っていたのです。
ところが、年を取り、いろいろなことを経験していくにつれて、実際はそうではないんだということに気づくようになりました。
現実は、まったく逆だったのです。「自分の心が、環境を変える」だったのです。
彼女を見ていて本当に痛感しました。
彼女はいつも「すごい!」「面白い!」「勉強になる!」と、なんでも興味を持ち、いつも笑顔でパワフルでした。常に自分にとって「良いこと」だと考えていました。
彼女と会話していると、こちらまで楽しくなり、元気になっていきます。
息子たちも彼女の影響を大いに受けて、普段やらない宿題を自主的にやったり、英語で話そうとしていました。
そう、彼女が我が家の環境を変えていってくれたのです。
そして、そんな彼女を息子の授業参観に連れて行ったのですが・・・
(次回に続きます)
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