独身の私がホームステイを受け入れてみた!【連載80回目】

◆今までの「あらすじ」

独身女性である筆者が、日本ホストファミリー養成協会の「ホストファミリー養成講座」の内容を活用しながら語学学校のホームステイを受け入れる。

今まで受け入れた留学生は、食事制限のあるフィンランド人女性Aino(アイノ)、スイス人男性のNathanael(ナサナエル)とオランダ人男性のNeils(ニルス)、日系ブラジル人女性のBruna(ブルーナ)と脚が不自由なフィンランド人女性Miisa(ミイサ)、フランス人男性Antoine(アントワー)の合計6人。

連載当初は1人受け入れて終わる予定だったが、実際にホームステイを受け入れてみると面白いことや想定外のことなどが色々と起き、ホストファミリーが楽しくなってくる。一方、自分も海外に行きたいと思い、ポーランドのポズナンにてSybi(シビー)の家でホームステイをする。

 

◆不安な町でホストファミリーが優しく教えてくれる

ポーランドで書道家の友人の南さんの展覧会に行くことになった私。

ちょうど良いバスを見つけたものの、チケットを持っておらず、ホストファミリーのパパが調達してくれるという状況だったのです。。。

しかし、ホストファミリーのSybi(シビー)は帰りのチケットを駅前で買ってから会場に行くことを勧めてくれたのでした。当初、私が乗る予定のバスは駅前を通りません。

Sybiは駅前への行き方をまで調べてくれたり、駅への行き方は2つあるのですが、どちらもバスを乗り換えなくてはなりません。それでネットで時刻表を調べてくれたのです。

「6番のバスに乗って、このバス停で降りて、降りたところの端に階段があるから、その階段から降りて、12番の路面電車に乗り換えれば駅に行けるよ」

Sybiは本当に親切に乗り換え方法を教えてくれました。もちろん、バスに乗ったらチケットを差し込むことも教えてくれました。

路面電車に乗ってみたかった私には、このルートはちょっと嬉しいです!

 

◆若い男性2人組に別にのところに連れて行かれそうになり・・・

私にとって、これはちょっとした冒険でした。

路面電車に乗り換える時に、若い男性2人組に「駅に行くならこっちが良い」と別のところに連れて行かれそうになったり…

無事にSybiが教えてくれた通り路面電車に乗り込んで「やっぱり落書きが多いなぁ」などとボンヤリ思っていたら、逆向きに乗っていることを見知らぬオバ様に教えてもらったり…

駅前で帰りのチケットを買った後、時間があったので会場まで歩いて迷子になりかけたり…

南さんの作品展は、展示方法にも凝っていて興味深かったです。

やっぱり来て良かったと思ったのは、やはりポーランド人にとっては書道は色々と「わからないこと」が多くて、「この字はどういう意味?」ですとか「どうしてこの字とこの字は同じ漢字なのに形が全然違うの?」といった質問に南さんだけでは対応しきれなかった時です。

特にボンクさん(という、今回の展示会のお偉いさん)に「ボンクという名前を漢字で書いて欲しい」と頼まれた時は難しかったです。どうしても考えつかず「凡久」と書いて差し上げました。

意味を求められて「浮き沈みのない安定した状態が続く」と説明しましたが…あまりお気に召さなかった様子。これには南さんも「”ボン”という音の漢字は、この字ぐらいしかない」とフォロー。

と、まぁ色々とあったのですが、それはホストファミリーやホームステイにはあまり関係ない…とも限らないのです。

 

◆素敵な懇親会で…

作品展のプレオープンイベントの後は、会場をレストランに移して懇親会でした。

ワインも料理も食べ放題でした。これまた今回の展示会のお偉いさんの1人が料理の説明をしてくださいました。牛肉を煮た料理と、ポテトのスープと、いくつかポーランドの伝統的な料理を提供してくださいました。どれもこれも、本当に美味しそうです(実際に食べて美味しかったです)。

「ポーランドの伝統的な料理といえば、ピオロギもそうですよね?」と私が言うと「ピオロギは入手が簡単なので、あえて今回は外しました」とのこと。へー。

いや、「へー。」じゃないです。

こういう心遣いはホストファミリーにも通じるものがあるのではないでしょうか。

どっかの誰かさんが、お昼にたこ焼きを食べたと知らずに夕飯にたこ焼きを出したのとは大違いです(連載第72回目に登場した、あの人です)…と書いて思い出したのですが、私はお昼に近所のスーパーで買ったピオロギを平らげていました。

まぁ、私はピオロギが好きになって、昨夜もピオロギ、今日のお昼もピオロギという状態でしたので、スーパーのピオロギではなくしっかりしたレストランのピオロギを食べてみたいという気持ちがあります。

ただ、そうだからと言ってこの懇親会に参加している全ての人が同じとは限りません。

ただ、こうやって思うと、「懇親会の幹事さん」ができる人は十分にホストファミリーとしてやっていけると思うんです。

ホストファミリーって、ハードルが低いと思いませんか?
(…って失敗した私が言うのもなんですが)

 

◆やっぱりアニメ

私の座ったテーブルは、南さんと同じテーブルなのですが、ちょっとお偉いさん達が同席していました。

その中で、お一人の男性は、ポーランド人ではなくイタリア人ではないかと思うほどオシャレで所作も洒落ていました。彼の奥さんが、なんと5人の子供を持っていて、一番上の子が既に20歳を超えているとのことなのですが、全くそうは見えません。

この奥さんが「うちの長男が、日本に留学したいと言っているの」と言いました。
日本のアニメが好きで、日本語は5年ほど勉強していて、大学でもアニメを専攻しているとのこと。

「日本にいらっしゃる際は、是非お会いしましょう」とメールアドレスを渡しました。

私はポーランドのアニメを知りませんし、ポーランドの文学作品も全く知りませんでした。でも、ポーランドの人は普通に日本のアニメを知っているのです。

元々、ポーランドに来る前に、5冊ほど第二次世界大戦の頃のポーランドに関する本を読んでから来ました。その中に、第二次世界大戦の直前に、ポーランドでもオペラ「蝶々夫人」が上演されて日本に対する人気が高まったという話を見つけていました。

きっと、今の日本のアニメは、その時代の蝶々夫人みたいな存在なのかもしれませんね…まぁ劇場に行かなければ見ることのできない蝶々夫人よりは、DVDやコミックスで見ることのできるアニメの方が広く普及するのでしょうけれど。

 

この原稿を書いている今、我が家にホームステイしているインド人も、アニメを見て「アニメの中に出て来る街」や「アニメの中に出て来る生活」を体験したくてホームステイしています。

ともかく、やっぱり日本はポーランドでも人気なんですね…

日本ホストファミリー養成協会では、ホストファミリーの皆様が安全・安心してホームステイを受け入れられるように、ホストファミリーのための情報を提供しています。

ホストファミリーに興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。

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