訪日外国人の推移
「最近、町中で外国人の姿をよく見るなー!」
それもそのはずです。
2013年は年間訪日外国人旅行者は1000万人だったのが、5年後の2018年には3000万人を突破しています。わずか5年で3倍も増えているのですから驚くはずです。特に東京、大阪、京都といった観光都市では本当によく外国人の姿を見かけるようになりました。
東京の大久保駅周辺や、大阪では心斎橋周辺などは、歩いているのも外国人。外国語でお店の客引きをしているのも外国人。働いているのも外国人といったぐらい外国人を多く見かけます。

(出典:日本政府観光局 (JNTO) 発表統計より)

外国人留学生の実態
また、外国人留学生の数も増えています。2013年には13万人ほどだったのが、2018年には2倍以上の30万人に迫る勢いで増えています。
分かりやすく例えると、あなたのお子さんの学校のクラスに外国人留学生が13人だったのに、わずか5年で30人以上のが外国人になっているといぐらいの勢いです。それぐらいのインパクトで留学生が増えているのです。
各大学も日本人の若者が減少になる中で、生徒の確保は必須命題となりますので、今後も外国人留学生の数は増えていくことが予想されます。

(出典:独立行政法人日本学生支援機構発表統計より)
外国人労働者も増えている!
さらに、日本に出稼ぎにくる外国人労働者の数も増えています。厚生労働省に事業所が届け出た外国人労働者の数は、2013年には70万人程度だったのが、5年後の2018年には、こちらも2倍以上の146万人にも達しているのです。
日本政府は「骨太の方針2018」において、外国人の労働者としての受け入れをさらに拡大することを宣言している。政府は2025年頃までに、建設や農業をはじめとした5分野において、総計50万人の外国人労働者の受け入れを見込んでいます。
少子化、高齢化による日本の労働力不足が深刻化する中、日本政府は外国人労働者の受け入れは待ったなしで進めなくてはならない事項と捉えており、外国人労働者も増えていくことが確実なのです。

(出典:厚生労働省発表統計より)
ホストファミリーに注目が集まっている!
そして今、日本を訪れ、日本に滞在する外国人が増えるのに比例して盛り上がり注目されているのが、ホームステイ受け入れ、つまり「ホストファミリー」です。
まだまだ日本人の多くの人は、「外国人と一緒に共同生活するなんて!?」と感じるかと思いますが、過去に海外留学や海外就労したことがある方はご存知かと思いますが、海外では割と一般的です。
海外ではワンルームのマンションやアパートは少なく、広いスペースを共有するのが習慣になっていることが理由の1つです。家具や家電も準備されていることも多く、面倒な手続きが必要ないですからね。
一方で、こうした日本を訪れる外国人が増えているのを「チャンス!」と感じて、「手軽に国際交流できる!」「副収入になる!」といった魅力があることから、共同生活をすることにあまり抵抗の無い人から徐々にホストファミリーを始める人も増えているのです。
今後は日本においてもホームステイやシェアハウス、シェアルームの活用は今後も増えていくことでしょう。
その証拠として、2018年6月の「住宅宿泊事業法(民泊新法)」がスタートしてから、順調に届け出件数が増えています。2019年1月時点で、すでに13000件以上が登録されています。
住宅宿泊事業とは、簡単に言ってしまうと、自宅の1室やアパートの1室で宿泊を受け入れるということです。自宅の1室で受け入れする場合はホストファミリーとほぼ同じ意味となります。

(出典:観光庁発表統計より)
どうやったら手軽に安全にホストファミリー始められる?
以上のように、日本を訪れ、日本に滞在する外国人が急激に増加するとともに、「ホストファミリーをやってみたい!」という方が増えているのです。
2019年はラグビーのワールドカップ、2020年は東京オリンピック、2025年は大阪万博を控え、今後どうなってしまうんだろう?というぐらい外国人が今後増えていくはほぼ確実なのです。
一方で、まだまだ不安に感じている方や大変に感じる方も多いのが実情ではないでしょうか。
次回は、どうやったら誰でも手軽に安全にホストファミリーを始めることができるのか?
ホストファミリーを始めるための3つの方法をお伝えしていこうと思います。
(つづく)
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少人数制ですので、ざっくばらんにお話しできますし、嘉手納に気軽に相談することもできます。