みなさん、こんにちは。ホストマザーのくろこけいこです。ホームステイしている学生に、自宅の合鍵を渡すか?それとも渡さないか?けっこう重要なポイントですよね。
「ただいま~」の習慣
イタリアからわが家にホームステイに来ているシーモ。学校が終わって帰ってくると、いつも必ず玄関のチャイムを鳴らします。
ピンポーン♪
私は玄関のドアを開けて「おかえりなさーい」と、シーモを出迎えます。そこにはニコニコと笑顔のシーモが立っています。なんだかとてもほほえましい、この瞬間♡
ですが、私はいつもちょっと不思議に思っていました。どうして、いつも玄関のチャイムを鳴らすのだろうかと?そして、どうして、私に玄関の鍵を開けさせるのだろうかと。
そうなんです。私はシーモに合い鍵を渡しているんです!それなのに、どうして自分で鍵を開けないのかと、私はとっても不思議でした。
でも、シーモの笑顔がとても愛らしいし、ホームステイの期間も短いのだからまあいいかと思い毎日鍵を開けていました。
正直に言うと当時の私の語学力では、シーモにその理由を尋ねることができなかった、という事情もありますが(笑)まあ、そんなこともありますよね。

合鍵、渡す?渡さない?
ホストファミリーを始めようと思ったときに、合鍵を渡すかどうかをだんなさんとかなり話し合いました。
最初に考えたことは、やはり「合鍵を無くされると困る」ということ。防犯上問題ですし、鍵の交換にはそれなりの費用もかかります。ホームステイしている学生に実費を請求することは出来ますが、そういうトラブルはできるだけ防ぎたいですよね。
とはいえ、合鍵を渡さないとなると、常に家族の誰かが家にいないといけません。
学生が帰ってくる時間は毎日まちまちです。私も幼稚園のお迎えや、そのあとに子どもと公園や買い物に行ったりもするので、早く家に戻らないといけないというプレッシャーはなるべくなら避けたいと思っていました。
最初は、玄関の鍵を暗証番号方式にすることや、スマホを鍵として利用するアプリを活用することなどを検討しましたが、どれも一長一短で・・・結局はボツ。
最終的には、ホームステイする学生に、合鍵を渡すことにしました。

合鍵を渡すときのルール
わが家では、合鍵を渡すときのルールを決めています。トラブルを防ぐためのルールです。
一つ目は、最初に合鍵を渡すときに「失くさないようにすること。もし、失くした場合は鍵交換費用を負担すること。」と説明することです。
費用の相場も伝えておくと、「えっ?そんなに高いの?」と驚いて、合鍵を失くさないように気を付けて管理してくれます。
二つ目は、合鍵を置く場所を用意することです。わが家では、玄関ドアにマグネット式のフックを付けて、そこを合鍵の置き場所にしています。朝は、そこから鍵を取って出かけてもらいます。そして、帰宅したらそこに戻してもらうのです。
誰でも経験があると思うんですが、バッグの中に入れてしまうと、あれどこに行ったっけ?ということ、ありますよね。だから、バッグの中に入れっぱなしにしないようにしています。(もちろん、鍵には鈴をつけていますよ!)
鍵置き場に毎日鍵があれば、鍵が無くなっていないこともすぐにわかるのでホストファミリーとしてはとても安心です。
このやり方には、もう一つメリットがあって、学生が在宅しているのかすぐにわかるんですよ♪
たとえば、学生が朝早くでかけてしまったときや、私たちがでかけていて帰宅したときなど、部屋に学生がいるのかな~と確認したいときがあるんですよね。でも、もしかしたら寝ているかもしれないし、ドアをノックするのがためらわれる・・・。そんなときでも、鍵置き場を見れば学生が出かけているのかすぐわかるので便利です。
ちなみに私の鍵も、常に玄関ドアに置いていますよ。バッグを変えたときによくやりがちな「鍵がな~い」ということがなくなりました。これからホストファミリーを始めてみたい、という方だけでなく、鍵を失くしやすい方にもおススメですよ♪
つづく
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少人数制ですので、ざっくばらんにお話しできますし、嘉手納に気軽に相談することもできます。