【連載第14回】子育てママのホストマザー体験記「懐かしいイタリアの味のはずが・・・(汗)」

みなさん、こんにちは。ホストマザーのくろこ けいこです。

イタリアからホームステイに来ているシーモ。毎日和食の味付けでは慣れないだろうし、たまにはパスタでも食べようかと思ったら・・・。

白いごはんは食べにくい?

イタリアからわが家にホームステイに来ているシーモ。

2週間という短期のホームステイですが、やはり異国の地で過ごす2週間と言うのは長く感じるものですよね。
だからこそ、学校の友だちもできて毎日明るい笑顔ででかけるシーモに、私もホストマザーとして少しほっとしていました。

ただ日本での暮らしに慣れてきたとは言っても、どうやらシーモは日本の食事が苦手な様子です。私が作る料理は基本的には和食が多いのですが、しょうゆや味噌と言った味付けにどうもなじめないみたいです。慣れない箸で食べるのも、ちょっと疲れてしまいそう。

それに、日本人には当たり前の白いごはんも、ちょっと食べにくいようです。

日本人からするとすごく不思議なんですが、欧米の人にとっては白いごはんは味がなくて食べにくいみたいです。もしかしたら、食パンにバターもジャムもつけないで食べるような感覚なんでしょうか?(焼き立てのパンなら、なんにもつけなくてもすごくおいしいけど♪)

だから、たとえば親子丼やカレーライスのようなメニューにしたり、ふりかけをかけたりして味付けをすれば食べてくれます。でも、味がついてないと噛んで飲み込むのが大変そうです。

だんなさんや私は、白いごはんとおかずを順番に食べるのがおいしいと思うけれど、初めて日本にきたシーモにはそれは難しいようです。それ以降は、必ずふりかけを常備するようにしています。

そういえば、ロシア出身の別の学生の話ですが、「ごはんはふだん食べてなくて消化しにくいから」と言って、医師から胃腸薬を処方されてきた人もいました。

米を食べるというのは、アジアの食文化なんだなあとしみじみ思いましたよ。ふだんは当たり前すぎて感じないけれど、私たちの食事は米が中心なんですよね~。

なつかしいイタリアの味のはずが!

そこで、ある日の昼ご飯に、シーモと娘と3人でレストランに出かけました。

周りのビジネス街もお昼休みで、お店には何人か並んで待っている人もいます。外に出ているメニューを見ると、ちょっとおしゃれにアレンジしたイタリア料理という感じでした。

小食でわが家ではあんまり食べないシーモだけれど、イタリアンならさすがに口にあうだろうし、ここなら安心してたくさん食べてくれるかな~なんて期待していました。

ところが・・・。

この、「ちょっとおしゃれにアレンジ」されているところが、シーモの口には合わなかったらしくて・・・。

注文したパスタが運ばれてきたとき、そのお皿をのぞきながら、なにやら首をかしげていました。「私が注文したのって、本当にこれかしら?」とでもいう様子です。

そして、一口食べてみると・・・。

「Strange!!(なんか違う)」と言い出しました。

日本人向けにアレンジされたパスタは、イタリアでふだん食べているものとはまったく違ったようで、なんども「Strange~‼」と言いながら、食べていました。

その時のシーモは、まさにショックを受けている、という感じで、見ていてかわいそうになるくらいでした。その様子を見て、私も反省しました。

日本人が海外に行って食べるSushiが日本で食べる寿司とは全然違うように、イタリアでふだん食べているパスタと日本で食べるパスタが全然違うことにどうして私、もっと早く気づかなかったんだろう~。

(たしかに、私が海外に行ってSushiをごちそうするよと言われたら、喜んで行くと思いますが。きっと食べた瞬間にがっかりするかもしれませんよね。)

パスタなら、地球上のどこで食べてもおんなじと思っていたけれど、そんなことないんですね。

安易に母国の料理を食べに連れて行くのはやめようと、思ったのでした。

つづく

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