【比較】旧来のホストファミリーと新しいホストファミリーの違い

ホストファミリーは大変?

あなたは「ホストファミリー」と聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか?

ホストファミリーの歴史を紐を解いていくと、日本において「ホストファミリー = ホームステイ受け入れ」という概念は、まだ100年も経っていないことが分かります。

そのため、ホストファミリーの形も定まっておらず、当協会のように「受入前」「受入直前」「受入中」の3段階に分けて体系立てて、ホストファミリーのやり方を教えているところは皆無です。

これまでのホストファミリーは、「国際交流」が目的で、受け入れ側の手間・負担・時間・お金を犠牲にして、「社会性」や「使命感」でボランティアで受け入れすることが求められてきました。

私はこれを「自己犠牲」と呼んでいます。

それはそれで素晴らしいことなのですが、ホストファミリーをできる人は限られてしまいます。よほど裕福か時間に余裕のあるご家庭しかとてもできません。

日本人のほとんどの人たちが、「ホストファミリーは魅力的だけど、大変そう。うちには無理」というイメージを持ってしまっているのではないでしょうか。

しかし、ここ最近、ホストファミリーの形が変わろうとしています。

どのように変わってきたのか?

旧来のホストファミリーと比較しながら見ていきたいと思います。

「日本初のホームステイ」

アメリカから初めてホームステイグループが来日したのは1940年のことであった。当時はもちろん「ホームステイ」などという言葉も概念もなく、このことを取り上げた都新聞(現在の東京新聞)の記事には「交換息子」という文字が記されている。

記事によると、「来年度は日本からも派遣する予定で、日米間の国際感情が悪化している中、両国の若者が自然体で生活を共にするこの“集団交換息子と娘”の成果は大いに期待されている」という内容が書かれている。

(ウィキペディア(Wikipedia)より)

 

【1.手軽さ】

旧来のホストファミリーは、ホームステイしてくる外国人が20歳未満の未成年の場合が圧倒的な割合を占めていました。大学生や高校生といった留学生がほとんどだったのです。

そのため、ホストファミリーには「1日2食以上の食事提供」が求められ、日本の親としての役割が求められてきました。

未成年者の受入は、手間や負担だけでなく、責任と義務が大きいのです。

一方で、新しいホストファミリーは、成年者だけを受け入れすることもできます。

成年者であれば、比較的責任は軽くなりますよね。

万が一、外でお酒を飲もうが、タバコを吸おうが、日本の法律には触れませんし、羽目を外してしまうことがあっても自己責任で済ますことができるからです。

また、成年であれば、食事提供の負担も軽くなります。

「今日は夜遅くなるから自分で食べてね」といったことも許されるわけです。

新しいホストファミリーの方が圧倒的に手軽に受け入れすることができるのです。

【2.相性度】

ホストとゲストとの相性は重要です。

場合によっては1年〜4年といった長い期間、一緒に共同生活するわけですから、できる限り相性の合う人を受入したいですよね。

私たちは人間である以上、どうしたった相性が合う合わないは仕方ないのです。

しかし、旧来のホストファミリーは、来日直前まで簡単なプロフィールを渡されるだけで、「どんな人がホームステイに来るのか?」分からないケースも多々ありました。

事前のやり取りも限られていますから、お互いに不安に感じながら、蓋を開けてみたら性格がまったく合わないということも多々ありました。

一方で、新しいホストファミリーは、事前のやり取りを重要視します。

事前にプロフィールを交換し、お互いに「どんな人間か?」を知った上で、お互いが「選ぶ」ことができるため、ミスマッチを防ぎやすくなるのです。

ホームステイするゲストだって、「自分が選んだホストファミリー」であれば、責任感も湧いてきますよね。

【3.場所】

これまでのホストファミリーは、留学生のホームステイが多かったということもあり、「学校から通学圏内」という立地制限がありました。

おおよそ学校から1時間から1時間半といった制限があったのです。

しかし、新しいホストファミリーは、ホームステイしにくるのは留学生だけではありません。

農業を学びにくる外国人だったり、穴場やローカルな暮らしに興味を持つ旅行者だったり、日本に滞在する目的は様々になってきているのです。

そのため、全国どこでもホームステイの問い合わせが入るようになっているのです。

 

【4.難易度】

受け入れが決まるまでの難易度で言うと、旧来からあるホストファミリーの方が圧倒的に低くなります。

というのも、ホームステイする留学生は学校から斡旋されてきますし、事前のチェックやサポートは学校がやってくれますので、あとは受け入れ準備を整えるだけです。

一方で、新しいホストファミリーは、お部屋の準備に工夫が必要だったり、受け入れ前の英語でのやり取りも発生します。

メール、SNSといったインターネットに強い必要もあります(多少ですが)。

そのため、旧来のホストファミリーは柔軟性が低い分、ホストファミリーを始める難易度も低く、新しいホストファミリーは柔軟性が高く、難易度も多少高いと言えます。

【5.料金】

ホストファミリーの目的が「お金儲け」になっては本末転倒ですが、「お金」は重要です。

ホームステイ受け入れには、水道光熱費や食事の材料費も必要です。準備や掃除、そして精神的な負担などを考えると、適正なお金をいただくことはとても重要です。

旧来のホストファミリーは、ボランティアでホームステイの受け入れを求めているところも多く、よほどお金に余裕のある家庭しか難しい面がありました。

経済的に余裕が無い中でホームステイを受け入れして、食事がどんどん質素になってしまったり、ホームステイする外国人に節制を無理強いしてしまっては、結果的に関わった人全員がハッピーではありません。

一方で、新しいホストファミリーは、各家庭やご自身で適正料金を決めることができます。

家計も潤うことで、結果的にホームステイする外国人に還元することができるのです。

まとめ

以上、旧来からあるホストファミリーと、これからの新しいホストファミリーについて見てきましたが、いかがだったでしょうか。

当協会では、旧来からあるホストファミリーの良いところ「手軽な国際交流」の部分は大切にしながらも、課題であった「負担」「お金」を解決した新しいホストファミリーの普及したいと考え活動しています。

一人でも多くの方がホストファミリーの魅力を知り、ホストファミリーを手軽に始めてほしいなと願っております。

具体的な始め方や方法については、当協会が週1回配信するメルマガと合わせて参考にしていただくと幸いです。

 

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