【連載第17回】子育てママのホストマザー体験記「子供がいるので心配、どうやって心の準備をしたの?」

みなさん、こんにちは。ホストマザーのくろこ けいこです。

もうすぐ「こどもの日」ですね。この記事を読んでいる方は、お子さんのためにホストファミリーを始めたいと思っている親御さんも多いかもしれませんね。

子どもと一緒にホストファミリーを始めるとなると、子どもがゲストにどう反応するかなど不安が尽きませんよね。わが家ではホストファミリーを始める前に、どうやって子どもの心の準備をしたのかをお話しします。

始める前の不安

イタリアからわが家にホームステイに来てくれたシーモ。わが家に初めて泊まりに来てくれた外国人です。たった2週間のホームステイでしたが、たくさんの楽しい思い出を残してくれました。

しかし、ホストファミリーを始める前は私にもいろいろな不安がありました。特に、子どものことが気がかりでした。

わが家には娘が一人います。最初は小さい子どもがいて本当にホストファミリーができるのか心配でした。なにしろ、当時子どもはまだ4歳で、幼稚園の年少さんでした。日本語だってまだろくに話せないような年齢です。

その一方で、子どもが外国人といったいどんなふうにコミュニケーションするのか、親としてはとても興味がありました。ゲストがやってきたら、子どもはどう反応するだろうか?初めて見る外国人を怖がったりしないか。話す言葉が違うから、とまどったり不安に思ったりしないか。それとも、そんなことはまったく気にしないのか。

日本は島国ということもあり、かなり大きくなるまで異文化に触れる機会が少ないように感じます。でも、なるべく小さいうちから異文化に触れ、世界を意識することは大切なことではないかと思うのです。

だからこそ、子どもが小さいうちからホストファミリーを始めるのは、家族みんなにとっておもしろい体験になるのではと考えていました。 

わが家は、ホストファミリーを始めたくてそのために広いマンションに引越までしました。しかし、もし子どもが外国人になじめなかったら、ホストファミリー計画はすべてふりだしにもどってしまいます。

それだけはなんとしても避けたい。でも、子どもが外国人にどんなふうに反応するかは、やってみないとわかりません。いったいどうしよう!!

こういう不安や心配は、きっとどのお宅でも同じようにあると思います。 

わが家では、始めてみるまではどうなるかわからないけれど、だからこそ今できることをやってみようと考えました。子どもが外国人やホストファミリー暮らしに興味を持ってくれるように、簡単にできることを考えていろいろ試してみました。

言い聞かせるだけで国際人になる!?

まずは、「言い聞かせ作戦」を実行しました。これはとっても簡単な方法です。

ふだんから子どもに、世界に関するいろいろなことを言い聞かせる、それだけです(笑)

たとえば・・・。

「せかいには いろいろなひとが いるんだって」

「いろんなことばを はなすひとがいるんだよ」

「めのいろや はだのいろも いろいろあるみたいよ」

「ふしぎだね おもしろいね そんなひとにあってみたいね」

と子どもの興味を引くような、そして子供が外国や外国人に対してポジティブなイメージを持てるような言葉かけを繰り返し言い聞かせてきました。

時には、外国の写真が載っている旅行のガイドブックを見せながら!

時には、子ども向けの「せかいの図鑑」を見せながら!

お勉強をするのではなく「一緒に楽しく」がポイントですよ♪

食事の時間も、言い聞かせ作戦をするにはぴったりです。なにしろ、日本の食卓にはいろいろな国のメニューが普通に並んでいますからね。

チャーハンや餃子、八宝菜を食べながら「これはね、もともと中国のお料理なんだって!」「へー。中国ってなに?」とか。

6等分にカットされたピザを食べながら「イタリアでは、四角く切ったピザも売ってるんだって。食べてみたいね!」「うん。」とか。

ケーキ屋さんで、マドレーヌやマカロンを見ながら「フランスにはおいしいケーキやお菓子がたくさんあるんだって。」「行ってみたいね♪」(いやあ、ほんとに私が行きたいです(笑))とか。

さいわい日本には、食事に限らずおもちゃや絵本、動物や服など世界からたくさんのものが入ってきていますよね。子どもの身近にあるそれらのものを見ながら会話をすると、ネタには困りませんよ。

アメリカやフランスなど、子どもでも名前を聞いたことがある国はもちろんのこと、ぜったいに知らないであろう国々の名前も織り交ぜながら話すと楽しいですよ。

そんなことを続けていたせいかはわかりませんが、子どもは色々な国の名前をよく知っているし、ごく自然に話しています。

東京でめずらしく雪が積もったときには「カナダみたい!」とか、かき氷を食べて口の中が冷たくなった時は「お口が南極みたい!」とか言っています(笑)子どもなりに、世界とのつながりが持てているんでしょうね。

こんなふうに、世界にはたくさんの国があり、いろいろな言葉や文化があることを身近なものを見せながら話すと、子どもにもわかりやすいし興味を持ちやすいようです。それに、子どもに話そうと思うと、自分自身がいろいろな方向にアンテナを張ることになるので新鮮な目で周りを見ることができておもしろいですよ♪ 

ホストファミリーをやるメリットの一つだと思うんですが、日本にいながら外国へ目を向け、世界の中の日本という視点を持つことができると日々の暮らしが変わってきます。ぜひぜひみなさんにも、試してほしいです♪

国旗でいろいろ楽しめる

子どもにとっては、国という抽象的なものよりも国旗や料理など、より具体的なものをテーマにしたほうが話しやすいし、記憶にも残るようです。 

特に国旗は色やデザインがいろいろあって美しいですよね。子どもも、運動会で万国旗などを見たことがあったのですぐに興味を持ってくれました。

わが家では、リビングの壁に国旗ポスターを貼っています。それを見ながら「日本とバングラディシュとパラオの国旗はデザインが似ているね」「ネパールの国旗は形が変わっているね」と話したり、「赤と白だけの国旗を探そうゲーム」をしたり、「国名しりとり」をして楽しんでいます。

そういえば子どもが幼稚園の年少さんの夏休みには、折り紙と割り箸で国旗づくりをしました。イタリアとブラジルからゲストが来てくれたので、その国旗を作ったんですよ。やっぱり子どもには楽しいのが一番ですね。楽しく世界に興味を持ってもらえると親としても嬉しいです。

こうして、世界をネタにして遊んでいると、子どもにとっても世界が身近になり、ホストファミリー暮らしにも自然になじんでくれるのではないかと思います。

ゲストの到着が楽しみになる工夫

わが家では、子どもと一緒にゲストのためにガーランドを作りました。 

ガーランドというのは、色紙や布を三角形などに切り取って、並べてひもにつけた飾りで、おしゃれなインテリアアイテムとして人気があります。

このガーランド、とても簡単に手作りすることができるんですよ。ネットで無料の素材をダウンロードして、印刷して、切り抜いて、ひもに通すだけです。

かわいい素材がいろいろあるんですが、なるべく特別感がでるようにしたかったので、ゲストの名前入りのガーランドを作りました。作り方は簡単で、ゲストの名前のアルファベットを一文字ずつ切り抜いて、ひもに通すだけです。これをゲストルームのドアに飾りました♡

子どもにもできるお手伝いとして、ひもを通す作業なんかをやってもらいました。子どもと一緒に作れば、ゲストを待つ時間がいっそう楽しくなりますよ♪

つづく

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ホームステイ受け入れに興味はあるものの、始め方が分からない方や不安な方がいらっしゃいましたら、オンラインお茶会にいらしてください。

Zoomというアプリを使い、テレビ電話のような形で複数人で座談会を行いますので、インターネットがつながる場所ならどこからでも参加可能です。

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少人数制ですので、ざっくばらんにお話しできますし、嘉手納に気軽に相談することもできます。

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