【連載第27回】子育てママのホストマザー体験記「我が家のちっちゃな先生とホームティーチャー」

みなさん、こんにちは。ホストマザーのくろこ けいこです。

ゲストが来るまでわからないもの。それは彼女たちの日本語レベルです。どれくらい話せるのかな?それとも…。

最初の挨拶にびっくり

先週末から、わが家に新しいゲストがやってきました。デンマークから来た彼女は、渋谷にある日本語学校に3か月通う予定です。

日本ではまだですが、欧米ではすでに学校は夏休みです。この夏休みを利用して2~4週間の短期留学にくるゲストもたくさんいます。ただ、さすがにそれくらいの期間では日本語がペラペラになったりは、しません。相当勉強しても、難しいです。

なぜかというと、授業は半日しかなくて、残りの時間は観光やショッピングをしていたりするからです。(それはそれで、日本を楽しんでくれているんだと思います♪)

でも、3か月となるとそれなりにまとまった期間だし、きっとそれなりにお金もかかるだろうし、ということは相当がんばる決意でやってくるのでしょう!こちらもどんな手助けをしてあげようかと考えるとワクワクしますね。

さて、留学の初日。成田空港からの送迎のタクシーが到着したというので、マンションのエントランスまで迎えに行くと、そこにはブロンドの髪に青い目をした典型的な北欧の女の子が立っていました。そして「コンニチハ、ワタシハ…」と日本語で挨拶をしてくれたのでちょっとびっくり!

だって、事前にメールでやりとりをしたときには、日本語が話せるとは書いてなかったのです。でも、日本語が少しできると、本当に助かりますね。

ゲストの日本語レベル、それぞれ

これまでわが家にきたゲストの日本語レベルは、当然と言えばその通りなんですがバラバラでした。日本語がまったくしゃべれないゲストもいれば、かたことならしゃべれるゲスト、かなり流暢に話せるゲスト、そしてほぼ日本語ネイティブなゲストもいました。

一通り体験してわかったこと。それは、自分たちの語学レベルとホストファミリーをする目的(国際交流をしたいのか、英語力を高めたいのか、日本語を教えてあげたいのか…などなど)によって、相手の望ましい日本語レベルは変わってくるということです。

たとえば、初めてホストファミリーをする場合(自分たちの英語力がないならば)、相手が日本語を話せると(片言でもいいけど、流暢だとなお良し!)コミュニケーションはとてもスムーズにすすみます。きっと最小限のストレスで、楽しい思い出が残せるでしょう!

一方で、もし自分の英語力をアップさせたいなら、日本語はそれほどできないゲストの方がよいかもしれません。つまり、英語がコミュニケーションの中心になるほうが練習になりますよね?

とはいえ、相手の日本語レベルは指定ができません。ゲストがわが家に到着してから「へ~こんなにしゃべれるんだ~。」となることもよくあります。

ちなみに、英会話力をアップしたい&外国の話を聞きたい私にとって一番理想的なのは…。相手は英語がネイティブレベルに話せる。日本語は片言話せる。そして、おしゃべりが好き♡

このパターンが一番楽しくて、自分の英語力も上がるように思います。どうして相手の日本語レベルが、片言レベルがいいかというと…。それは相手が英語しか話せないと、会話が盛り上がりにくいんですよね(笑)

たとえるなら、大人の会話レベルと幼稚園児の会話レベルでは、話してもなかなか盛り上がらないような感じですね。差がありすぎるんです。

なにしろ会話を弾ませるためには、相手に合わせて私も英語をしゃべらないといけません。でも、ホストファミリーを始めた最初の頃は、それがけっこう難しかったんですよ。本当に全然しゃべれなくて、google翻訳にお世話になりました(笑)

そんなわけで、お互いに同じくらいの外国語レベル(私は英語が片言、相手も日本語が片言)だといいですよね。さらに、もっと日本語を話したい、覚えたいというやる気が相手にあるとおしゃべりが止まりません。

会話が、英語と日本語のちゃんぽんになっているくらいが、楽しいんですよね~!(Today is so 暑い!とか、washing my 服とか(笑)傍から聞いていると、謎の会話かもしれませんが。)

実は今回のゲストは、ちょうど私の希望のレベルど真ん中!だからとってもおしゃべりが弾みます。私もホストファミリーを始めたころに比べたら、だいぶ英語による日常会話ができるようになってきたな~(にやにや♡)と実感しています。

やっぱり英会話スクールの教室の中ではなく、家の中でふだんの暮らしをしながら、必要に迫られて英語を使うと上達するんでしょうね~。

ちっちゃな日本語の先生

ゲストが通う日本語学校では、最初にひらがな・カタカナを学ぶみたいです。両方合わせて100近い文字を覚えるのはさすがに大変そうです。

一方、小学生になった娘はひらがな・カタカナの読みはバッチリ!私が頼んだわけではありませんが、ゲストに絵本を読んであげたり、文字を教えてあげたりしています。

自分ではもうすらすらと読めて、今ではほとんど読まなくなってしまった幼児向けの絵本を本棚の奥から引っ張り出してきて「これくらいならちょうどいいかなあ?」なんて相手のレベルも考えながら読んであげていますがそれがけっこうスパルタで(笑)

「し ろ く ま ちゃ ん の・・・」と娘が読んで、リピートアフタミー。(とは言っていませんが。)続けてゲストが「シ ロ クゥ マァ チ ヤ」と読みます。

すると、すかさず娘が「それは『ちゃ』だよ」と突っ込んでいるのが面白いです。こんな調子でがんばれば、彼女はきっと留学期間が終わるころには、相当日本語がうまくなっているだろうなあと思います。がんばれ!

私は娘が生まれる前は講師をしていたので、学ぶのに一番効果的な方法は教える事だと思っています。だから、こうして娘がゲストに日本語や日本の習慣なんかを教えてあげるのを見ると、ホストファミリーをするのって子どもの教育にもいい環境なんだなあと思います。

家の中で、互いに学びあえるというのはホストファミリーをする大きなメリットの一つですね。

つづく

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