【連載第32回】子育てママのホストマザー体験記「デンマーク料理ってどんな料理?」

みなさん、こんにちは。ホストマザーのくろこ けいこです。

デンマークからやってきた留学生Kiwi(キウイ)♪なんと、デンマークの名物料理を作ってくれることになりました!

デンマークの米料理?

わが家にホームステイしているKiwiは、デンマーク出身。 

デンマークの主食と言えばパン。デンマークでは、いつもの食事に食べるパンと言うと全粒粉を使った黒いパンが多いそうです。そのパンに、ゆで卵のスライスやミートボール、サーモンやエビなどを野菜とともにのせたオープンサンドイッチが定番だそうです。

なんだかとってもおいしそう!黒いパンさえ手に入れば、作り方は難しくなさそうだし。ぜひ食べたい!と私も期待していたのです(笑)

が、Kiwiが「デンマーク料理を作ります♪」と言ってセレクトしたメニューは、まったく違うものでした。

それはrisengrod!

(”o”は、oに斜め線が入ったデンマーク独特の文字です。発音がものすごく難しい!)

「ん?いったいどんなお料理?」と思いましたか?私も思いましたよ(笑)

これはなんと、米を牛乳で炊き、砂糖とシナモンで味付けをしたミルク粥なんです。日本人としては、牛乳で炊いた甘いお粥なんて…と思うかもしれませんが、食べてみるとけっこうおいしいんですよ。

しかも、デンマークではデザートとしてももちろん食べますが、夕飯にも食べるそうです。

それにしても、デンマークで米料理というとなんだか意外な気がしますね。デンマークは寒いので、米は作れないと思っていました。が、もしかしたら、全部輸入なのかもしれませんね。

ちなみにこのrisengrodは、デンマークだけでなく、北欧やドイツを中心にヨーロッパでは広い範囲で食べられている料理だそうです。そういえばドイツに行ったときに、milchreis(ミルヒライス)という名前で売っていました。寒い季節だったので、体があったまっておいしかったな~。

スシライスはありますか?

さて、ヨーロッパで有名な米料理と言うと、スペインのパエリアやイタリアのリゾットなどがありますよね。ちなみに、こうした料理を作る時には、コメはコメでも「インディカ種」という米を使います。

インディカ米は、ふだん日本の食卓に出てくるコメよりも細長い形をしていて、味は粘り気が少ないのが特徴です。日本では、タイ米と言うほうがメジャーかもしれませんね。チャーハンにすると、パラパラに仕上がっておいしいですよね!

一方、日本では「ジャポニカ種」が主流です。粒が短く、粘りが多いのが特徴で、日本人にとってはおなじみの味ですよね。

で、ちょっとびっくりしたのは、risengrodを作る時には、なんとジャポニカ米を使って作るんだそうです。

Kiwiにレシピを確認してもらい、必要な材料を揃えようとしていた時のことです。

Kiwiが何度も何度も「スシライスハ アリマスカ?」と聞いてくるんです。「えー?スシライス?いったい何のこと?」と思っていたら…。

実はデンマークでは、スーパーに行くとインディカ米とジャポニカ米が並んで売っているそうです。だから、作りたい料理によって、どのコメを選ぶのかは重要なんだそうです。日本では、通常はジャポニカ米しか置いてないですよね。

そしてrisengrodを作る時には、粘りが多いジャポニカ米を使うと、おいしくできるんだそうです。ちなみに、ジャポニカ米は通称「スシライス」と呼ばれているそうで。わかりやすいですね!

「スシライスは アリマスカ?」というKiwiに、「日本のスーパーで売ってる米は、全部スシライスだよ」と言うと、安心していました。

さあ、これで準備は整いましたよ~!

Kiwi シェフになる!

さて、週末。今日は、Kiwiがrisengrodを作ってくれる日です。

材料は、米1カップ、牛乳1リットル(!)、水50cc、味付け用にシナモンと砂糖を適宜混ぜたものを用意します。

大きなパスタ鍋に、水を沸騰させ米と牛乳を入れます。焦げないように木べらで混ぜながら温め、沸騰しない程度の火加減でゆっくりと加熱します。だいたい40~50分でできあがりです!

できあがったらお皿によそって、バターとシナモンシュガーをたっぷりとふりかけていただきます。

食べてみると甘くておいしい!それに、牛乳で炊いているせいか、ふつうのお粥よりも米粒がモチモチした感じ。いつものお粥とは全然違う食感にびっくり!

作る前は「真夏にrisengrodは暑すぎるのでは?」と、ちょっぴり心配していましたが、おかわりまでして、あっという間に食べ終わってしまいました。

「Kiwi、ごちそうさまでした~!」

お粥って、作り立てがおいしいので、残さずに食べられて良かったです。

なにしろ1カップの米でも、お粥にするとけっこうな量になるんです。せっかく作ってくれたのに、もし食べきれなくて残してしまったら申し訳ないですよね。だから、この量で正解。

後日談・・・

ところが!?

食べ終わったあとにKiwiに教えてもらったんですが、デンマークではrisengrodを大量に作って、余った分はなんとパンケーキにすると言うのです。

フライパンに油をひいて、まあるく流し入れ、両面をこんがりと焼いて食べると聞いて、私たちは「おいしそう~。」「そんな食べ方があるんだったら、残しておけば良かった~。」と、ちょっぴり残念。

今度作る時には、ぜひ多めに作ってもらい、risengrodのパンケーキにも挑戦したいものです。

つづく

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